「スコラ」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
m編集の要約なし
編集の要約なし
19行目:
 
== 株式会社スコラ ==
[[1981年]]、[[講談社]]が若年男性向け週刊誌の拡充を狙う目的で、株式会社スコラを設立。主に講談社発行の出版物の編集業務を担っていた。その後、[[1982年]]に雑誌『スコラ』が創刊され、以後同社は自社による雑誌・書籍の出版を行った。創社当時は販売、宣伝を講談社が担当し、株式会社スコラは編集、広告を担当した<ref name="comics_kc">バーガーKC単行本奥付参照。</ref>。1988年7月以降は、販売、宣伝も株式会社スコラが担当し、事実上の独立をした<ref name="comics_sc">バーガーSC単行本奥付参照。</ref>。創刊当時は『[[ニュートン (雑誌)|ニュートン]]』(1981年創刊)や『[[OMNI#日本版OMNI|オムニ]]』(1982年創刊)等の[[科学雑誌]]の創刊ラッシュが背景にあり、{{要出典範囲|ヌード記事もある大人のためのニュースタイルのサイエンス・マガジンとして計画されていた。事実、[[小説家]]の[[渡辺淳一]]による「渡辺淳一 未来学対談」などの科学記事も連載されていた。他、[[評論家]]の[[立花隆]]による連載「青春漂流」や時の人をドキュメンタリータッチで描くロングインタビューの連載など、硬派な側面も合わせもった誌面作りとなっていた。また毎号20名以上の著名人が入れ替わり立ち替わり書く[[エッセイ]]集「スコラ・スクランブル」なども連載された。|date=2013-07-29}}
 
最盛期には、『[[コミックスコラ]]』『[[コミックバーズ|コミックバーガー]]』([[1996年]]に『[[コミックバーズ]]』に誌名変更)などを始めとする[[漫画雑誌]]や、書籍、ビデオ、[[写真集]]などを出版、デジタルメディアにも進出していた。主力である『スコラ』の売上げ部数が落ち込むようになり業績が悪化、1999年3月に営業を停止し2001年3月に特別清算する形で消滅した。
 
===過去に発行していた雑誌===
漫画雑誌『コミックバーズ』と『ルチル』は、1999年に編集部が[[ソニー・マガジンズ]]に移籍し、一ヶ月の中断をはさんで復刊。後の[[2001年]]に、ソニー・マガジンズがコミック関連事業から撤退した際には、[[幻冬舎]]傘下の[[幻冬舎コミックス]]へ移管され継続発行されており、現在まで至っている。
;スコラ(1982年-1999年)
 
;Accele(スコラ&講談社、1985年-1987年<ref>「Accele」、スコラ, 講談社、1985年-1987年{{全国書誌番号|00043861}}</ref>)
漫画雑誌『Sakura』は、1999年に[[あおば出版]]に移行され、2002年に『[[サクラ愛の物語]]』へ誌名を変更。[[あおば出版]]の破産後は[[メディアックス]]から発行されている。
;コミックスコラ(スコラ&講談社、1985年-1986年<ref>「コミックスコラ」、スコラ, 講談社、1985年-1986年{{全国書誌番号|00043309}}</ref>)
 
;[[コミックスコラ]](1993年-1994年<ref>「コミックスコラ」、スコラ、1993年-1994年{{全国書誌番号|00092539}}</ref>)
;[[コミックバーズ|コミックバーガー]](1986年-1996年<ref>「コミックバーガー」、スコラ、1986年-1996年{{全国書誌番号|00052923}}</ref>)
;[[コミックバーズ]](1996年-1999年<ref>「コミックバーズ」、スコラ、1996年-1999年{{全国書誌番号|00104445}}</ref>)
:漫画雑誌『コミックバーズ』と『ルチル』は、1999年に編集部が[[ソニー・マガジンズ]]に移籍し、一ヶ月の中断をはさんで復刊。後の[[2001年]]に、ソニー・マガジンズがコミック関連事業から撤退した際には、[[幻冬舎]]傘下の[[幻冬舎コミックス]]へ移管され継続発行されており、現在まで至っている。
;Lady's comic Hime special(1991年-1997年<ref>「Lady's comic Hime special」、スコラ、1991年-1997年{{全国書誌番号|00084056}}</ref>)→ヒメスペシャル(1997年-1999年)
;Lady's comic Sakura(1989年-1992年<ref>「Lady's comic Sakura」、スコラ、1989年-1992年{{全国書誌番号|00076489}}</ref>)→Sakura(1992年-1999年)
:漫画雑誌『Sakura』は、1999年に[[あおば出版]]に移行され、2002年に『[[サクラ愛の物語]]』へ誌名を変更。[[あおば出版]]の破産後は[[メディアックス]]から発行されている。
;Sakura mystery(1989年-1999年)
漫画雑誌『Sakura mystery』は、1999年に[[あおば出版]]に移行され、[[あおば出版]]の破産後、2007年に『[[ミステリーサラ]]』へ誌名を変更し[[グリーンアロー出版社]](現・青泉社)から発行されている。
 
== 株式会社スコラマガジン ==
{{基礎情報 会社
その後、雑誌『スコラ』自体は新たに設立された'''株式会社スコラマガジン'''によって引き継がれたが、2010年7月号を最後に休刊した。また、スコラマガジンは[[辰巳出版]]の傘下企業として、各種雑誌・書籍の発行を行っている。
|社名=株式会社スコラマガジン
|英文社名=Schola Magazine Co.,Ltd
|ロゴ=
|画像=
|画像説明=
|種類= [[株式会社]]
|機関設計=
|市場情報=
|略称=
|国籍={{JPN}}
|本社郵便番号=160-0022
|本社所在地=東京都新宿区新宿二丁目15番14号<br />辰巳ビル
| 本社地図国コード =
|本店郵便番号=
|本店所在地=
| 本店地図国コード =
|設立=[[1999年]]8月
|業種=情報・通信業
|法人番号=
|統一金融機関コード=
|SWIFTコード=
|事業内容= 出版業
|代表者=廣瀬哲一郎(代表取締役社長)
|資本金=1000万円
|発行済株式総数=
|売上高=
|営業利益=
|経常利益=
|純利益=2646万5千円(2017年7月期)
|純資産=
|総資産=5億8543万4千円(2017年7月期)<ref>株式会社スコラマガジン 第18期決算公告、平成30年4月23日(号外第90号)92頁</ref>。
|従業員数=
|支店舗数=
|決算期=
|会計監査人=
|所有者=
|主要株主=
|主要部門=
|主要子会社=
|関係する人物=
|外部リンク=http://www.tg-net.co.jp/
|特記事項=
}}
 
その後1999年、雑誌『スコラ』自体はを継承するたに設立された会社として'''株式会社スコラマガジン'''によって引き継がれたが、を設立。2010年7月号を最後に雑誌『スコラ』は休刊した。またスコラマガジンは[[辰巳出版]]の傘下企業として、各種雑誌・書籍の発行やスマートフォンアプリ配信を行っている。
=== 雑誌 ===
*パチスロ極(毎月29日発売)
*パチスロ極Z(毎月14日発売)
=== アプリ ===
* アーカーワールド ~みらいちゃんと天空のルーア~<ref>{{cite web|url=http://www.4gamer.net/games/398/G039867/20171016056/|title=浮遊アクション「アーカーワールド ~みらいちゃんと天空のルーア~」が発表|publisher=Aetas株式会社|accessdate=2018-05-10}}</ref>
== 脚注 ==
{{脚注ヘルプ}}