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| カタカナ=テェンゴン
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'''天宮'''(てんきゅう、Tiangong)は、[[中華人民共和国]]が計画している[[宇宙ステーション]]。2011年9月に試験機である「'''天宮1号'''」(TG-1)の打ち上げに成功したが、本格的な宇宙ステーションとなる天宮の本体(コアモジュール)は2018年以降に打ち上げ予定で、周辺モジュールも含めた完成は2022年以降の予定であった<ref name="sorae5294">{{cite web|url=
== 概要 ==
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=== 天宮2号 ===
2016年9月15日に打ち上げに成功<ref>{{Cite news|url=http://www.afpbb.com/articles/-/3101108|title=中国、宇宙実験室「天宮2号」打ち上げ 独自ステーションに前進|work=AFPBB News|publisher=[[フランス通信社]]|date=2016-09-16|accessdate=2016-09-16}}</ref>。当初、天宮2号は1号の予備機として作られていた同型機を打ち上げる計画で、長征2Fロケットで2014年に打上げが予定されていた。後に、長征5号ロケットで2016年に打ち上げられることになり、1号より一回り大きい、後述の天宮3号に相当する<ref>{{Cite web|url=
ドッキング標的機だった天宮1号に対し、こちらは「宇宙実験室」と位置付けられる。サイズこそあまり変わらないものの、天宮1号に比べて様々な実験が行えるように改良されており、輸送・補修用に10mクラスのロボットアームが新たに取り付けられている。滞在も最長1か月程度は可能とされている。2016年10月18日には[[神舟11号]]がドッキングし、有人運用が始まった<ref>{{Cite news|url=http://sorae.info/030201/2016_10_19_china.html|title=中国人の有人宇宙船、宇宙実験室「天宮二号」にドッキング成功 30日の滞在ミッションへ|author=塚本直樹|publisher=sorae.jp|date=2016-10-19|accessdate=2016-10-21}}</ref>。同年11月16日に神舟11号が切り離され、有人運用を終了した。以降の有人運用の予定は無い<ref>{{Cite news|url=http://sorae.info/030201/2016_11_19_china.html|title=中国人飛行士、宇宙実験室「天宮二号」より無事帰還 約1ヶ月の滞在ミッションに成功|date=2016-11-19|accessdate=2016-11-28|publisher=sorae.jp|author=塚本直樹}}</ref>。
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=== 天宮(Tiangong:TG) ===
2022年までに打ち上げ予定の宇宙ステーション。試験機ではなく、旧ソ連の[[ミール]]に匹敵するサイズの完成した宇宙ステーションと位置づけられている。コアモジュール「天和」(Tianhe:TH)、2つの実験モジュール「問天」(Wentian:WT)と「巡天」(Xuntian:XT)、[[無人宇宙補給機|無人補給船]]「天舟」(Tianzhou:TZ)といった構成要素が公表されている。打ち上げには長征5号が用いられる予定。<ref>{{Cite web|url=
== 脚注・出典 ==
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