削除された内容 追加された内容
26行目:
近代的なペンでは、高級品では軸が[[象牙]]製、[[琥珀]]製などもある。[[合成樹脂]]製の登場によって安価になり形状も多様化し、[[使い捨て]]のものも増えた。
 
現在では多種多様な製品が流通しており、特定の作業に特化したもの、特殊な機能を追加したものなどもある。ペン先やペン構造に工夫の凝らされたペン、軸にゴム製の部品を組み合わせ、すべりにくくし「[[グリップ]]」性能を高めたものや、軸素材に[[殺菌|抗菌素材]]を利用して[[衛生]]をアピールする製品もある。インク、[[顔料]]、[[塗料]]に特殊な工夫を凝らしたペンがある。ペンでは一般に、書いたものが長年月消えず、文書が長期保存できることが求められ、それが評価されているものは多い。油性ボールペンなどは長年月でも退色しないことで、保存文書に適した筆記具として、公的な書類で使用することが認められている。だが最近ではそうした常識の外にビジネスチャンスを見出し、あえて書いたものが簡単に消せるインクを用いていることをアピールポイントにしたペンも登場した。
 
ペンに強いこだわりを持つ人、「ペンの[[マニア]]」と呼べるような人もいる。