「皮膚感覚」の版間の差分

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触覚に、触覚デバイスについて追記。
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'''皮膚感覚'''(ひふ かんかく)とは、'''触覚'''、'''痛覚'''、'''温度覚'''など、主に[[皮膚]]に存在する[[受容細胞]]によって受容され、体表面に生起すると[[知覚]]される[[感覚]]のことを指す。[[深部感覚]]などとあわせて[[体性感覚]]と呼ばれることが多い。
 
== 触覚==
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==== 受容細胞 ====
触覚とは触れることで物体の形などを認識する能力。
触覚や[[圧覚]]の生理的基盤としては、[[圧力]]の変化に対して応答する細胞が主たるものとして考えられている。圧力に反応する細胞には数種類あり、主に圧力がかかって反応し始めてから、順応して反応しなくなるまでの時間特性が異なる。順応が早い細胞は圧力がかかり続けている状態では反応しないため、圧力の変化や振動があるときにのみ反応する。順応が遅い細胞は持続的な圧力の存在に反応する。
 
; [[マイスナー小体]]
: 圧力に対し速やかに順応し、振動などによく反応する。主に[[表皮]]下層に分布する。
; [[パチニ小体]]
: 圧力に対し非常に速やかに順応し、振動などによく反応する。[[真皮]]下層や皮下組織に分布する。
; [[メルケル触盤]]
: 圧力に対し遅く順応し、持続的な皮膚への圧力によく反応する。主に表皮に分布する。
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; [[自由神経終末]]
:
=== 触覚デバイス ===
人間が直接触れていない物体を触った感覚を、疑似的に伝える触覚デバイスが開発されており、[[仮想現実]](VR)システムなどに応用されている<ref>[https://www.nikkei.com/article/DGXLZO09851820S6A121C1TJC000/ アルプス電気、VR向け触覚デバイス 20年に100億円めざす]『日本経済新聞』電子版2016年11月22日(2018年5月18日閲覧)。</ref>。
 
== 痛覚 ==
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[[ヒスタミン]]
{{seealso|痛み}}
 
== 温度覚 ==
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[[自由神経終末]]
 
<!-- == 脚注 ==
{{脚注ヘルプ}}
{{Reflist}} -->
 
== 参考文献 ==
* {{Cite book|和書