「江戸川乱歩」の版間の差分

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太平洋戦争中、抹殺されていた探偵文壇は、戦後、[[連合国軍最高司令官総司令部|GHQ]]の占領政策終了のもと復興し始める。
 
1949年(昭和24年)1月号より「[[青銅の魔人]]」(雑誌「少年」に連載)で少年ものを再開する。また、創作以外に活動の幅を広げ、評論や講演、探偵作家クラブ(後の[[日本推理作家協会]])の結成を行う。<nowiki><br></nowiki>
 
1947年(昭和22年)評論の分野では、「随筆探偵小説」が上梓された。このほか1951年(昭和26年)に「[[幻影城 (評論集)|幻影城]]」、1954年(昭和29年)に「続・幻影城」、1958年(昭和33年)に「海外探偵小説作家と作品」が上梓される。これらの評論集は、乱歩の優れた批評眼と洞察力がうかがえる探偵小説論・探偵作家論といえる。