「アルカリホスファターゼ」の版間の差分

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===異常値===
ALP異常値の場合、多くは[[肝障害]]が疑われる。特に[[アスパラギン酸アミノ基転移酵素|AST]]や[[アラニントランスアミナーゼ|ALT]]の上昇があまり見られないにもかかわらずALP値が上昇している場合には[[胆汁]]のうっ滞の可能性が高く、[[黄疸]]などを発症する場合が多い。また、肝臓や骨に癌がある場合もALPは上昇する。ALPが高値を示した場合、[[電気泳動]]などの方法で[[アイソザイム]]を特定することにより由来臓器を推定し、診断に役立てることも可能である。
異常低値の場合は亜鉛の欠乏も鑑別に上がる。