「メガラニカ」の版間の差分

転送元のある別名を強調
m (replaced Chinese character 臘 with 蠟)
(転送元のある別名を強調)
'''メガラニカ'''、'''マガラニカ'''(Magallanica)は、かつて[[南極]]を中心として[[南半球]]の大部分を占めると推測された[[伝説上の大陸|仮説上の大陸]]のことである。
 
'''テラ・アウストラリス'''([[ラテン語]] Terra Australis、'''南方大陸''')ともいうが、この語はのちに[[オーストラリア大陸]]を指すようになり、現在でも雅語・[[文語]]的に使われることがある。未発見であることを強調し、'''テラ・アウストラリス・インコグニタ'''(Terra Australis Incognita、'''未知の南方大陸''')ともいう。
 
「メガラニカ」は、南方大陸の一部と思われた[[フエゴ島]]を発見した[[フェルディナンド・マゼラン]] (Magallanes)にちなんだ、比較的新しい名である。形容詞として使って、'''テラ・マガラニカ'''(Terra Magallanica、メガラニカ大陸)ともいう。17世紀の中国で作られた[[マテオ・リッチ]]の『[[坤輿万国全図]]』や、その影響を受けた『[[三才図会]]』の「[[山海輿地全図]]」、[[ジュリオ・アレーニ]]の『万国全図』でこの名が使われていたため、日本では「テラ・アウストラリス」よりも広く知られた名前となった。[[漢字]]表記は'''墨瓦蠟泥加'''または'''墨瓦蠟尼加'''とされているが、[[1708年]]に日本で出版された「[[地球万国一覧之図]]」には'''黒瓦蠟尼加'''と書かれている。