「良品計画」の版間の差分

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冒頭部の概要を加筆(商品ラインナップやホテルの展開開始など)
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|事業内容=「無印良品」の企画・卸売・小売
|代表者=金井政明(代表取締役会長兼執行役員)<br />[[松崎暁]](代表取締役社長兼執行役員)
|資本金=67億66百万円<br />(2015年2月末日現在時点
|発行済株式総数=28,078,000株<br />(2015年2月末日現在時点
|売上高=連結:2602億54百万円<br />単独:2065億91百万円<br />(2015年2月期)
|純利益=連結:166億23百万円<br />単独:141億52百万円<br />(2015年2月期)
|純資産=連結:1286億70百万円<br />単独:1040億25百万円<br />(2015年2月末日現在時点
|総資産=連結:1869億47百万円<br />単独:1452億62百万円<br />(2015年2月末日現在時点
|従業員数=連結:4,795人<br />平均臨時雇用者:7,242人<br />単独:1,540人<br />平均臨時雇用者:4,499人<br />(2015年2月末日現在時点
|決算期=2月末日
|主要株主= [[日本トラスティ・サービス信託銀行]](信託口)8.39%<br />[[日本マスタートラスト信託銀行]](信託口)7.80%<br />[[三菱商事]] 3.84%<br />日本トラスティ・サービス信託銀行(信託口9)2.33%<br />[[クレディセゾン]] 2.25%<br />(2015年2月末日現在時点
|主要子会社=[[#関連子会社|関連子会社の項目を参照]]
|関係する人物= [[堤清二]]
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|特記事項=注1:[[1992年]][[9月1日]]に当時休眠状態の当社が(旧)株式会社良品計画([[1989年]][[6月30日]]設立)を[[合併 (企業)|吸収合併]]し現商号に変更(いわゆる株式額面変更目的の合併)
}}
'''株式会社良品計画'''(りょうひん けいかく)は、'''無印良品'''(むじるし りょうひん)や'''MUJI'''ブランドの店舗・商品を展開する専門[[小売]]企である。[[家具]]、衣料品、[[雑貨]]、食品などの販売店を国内外に出店しているほか、[[通信販売|オンラインストア]]や[[ホテル]]も手掛けている<ref>[https://www.nikkei.com/article/DGKKZO25853920Y8A110C1TJ1000/ MUJIホテル、中国で開業 良品計画]『日本経済新聞』朝刊2018年1月19日(2018年5月20日閲覧)。</ref>
 
== 概要 ==
1970年代、[[量販店]]各社は[[プライベートブランド]](PB)の開発に取組んだ。1977年10月、[[西友]]はそれまでのPB商品を充実させるべく[[田中一光]]、[[小池一子]]の提案による「SEIYU LINE」をPBの総合[[ブランド]]して取り扱うことを決定した<ref>『セゾンの歴史 下巻 変革のダイナミズム』P 161</ref>。その後にはそれら商品群をプロトタイプとして新たにラインナップを増やした上、田中の発案による英語のノーブランドグッズ (no brand goods) を和訳した「無印良品」をブランド名とし<ref>『セゾンの歴史 下巻 変革のダイナミズム』P 164</ref>、西友のほか、[[西武百貨店]]や[[阪神百貨店]]内のインショップに加えて[[ファミリーマート]]等で販売が開始された<ref>『セゾンの挫折と再生』P 88</ref>。また1983年には[[青山 (東京都港区)|青山]]に路面店を出店。同店の内装には杉本貴志が関わった<ref>『デザインのデザイン』P 105</ref>。「わけあって安い」という当初のキャッチコピーは小池一子。
 
1989年6月には、西友の100%[[子会社]]として[[式会社|(株)]]良品計画が設立され、1992年9月には西友の子会社で休眠状態であった魚力に良品計画を合併させ、魚力が良品計画に社名を変更した<ref>『セゾンの挫折と再生』P 90</ref>。
 
良品計画は[[バブル崩壊]]後も、存在感とブランド力を保ち順調に成長を続けた<ref>『セゾンの挫折と再生』P 169 - 170</ref>。また1990年代後半には、グループ以外の[[ジャスコ]]等にも商品供給を開始した<ref>『セゾンの挫折と再生』P 171</ref>。
 
2001年度には、[[ディスカウンタートストア]]の台頭によって衣料品等が不振で業績が悪化するが<ref>『セゾンの挫折と再生』P 173</ref>、商品企画力の強化などの業務改革が奏功し<ref>『セゾンの挫折と再生』P 176</ref>、業績は回復に転じ<ref>『セゾンの挫折と再生』P 177</ref>、2015年3〜8月期の連結営業利益は160億円程度となり同期における最高益を更新すると報じられている<ref>「業績ニュース 良品計画が最高益160億円 3〜8月営業、国内で日用品好調」『日本経済新聞電子版』 2015年8月22日</ref>。
 
[[セゾングループ]]解体後、旧グループ各社との関係は薄れていたがその後は[[ファミリーマート]]と資本提携<ref>[http://ryohin-keikaku.jp/news/2006_0323.html 株式会社ファミリーマート株式取得に関するお知らせ] 良品計画 ニュースリリース 2006年3月23日</ref>をするなどして関係を再強化し、同チェーンでの取扱商品の数も増えている。旧グループの中ではファミリーマート<ref group="注">2.00%所有の第7位株主。2015年2月末現在。</ref>のほか[[クレディセゾン]]<ref group="注">2.25%所有の第5位株主。2015年2月末現在。</ref>が株主である。
 
海外では'''MUJI'''ブランドで展開し、これにわせて日本でも一時期、ブランド統一のためにMUJIロゴを前面に出していたが、近年、無印良品アドバイザリーボードの[[原研哉]]らによって無印良品に再び一本化された<ref group="注">MUJI Cardに名は残っているほか、国内でもMUJIブランドを用いた事業展開として、[[東京ミッドタウン]]と新宿、[[2008年]]9月オープンの銀座[[松坂屋]]およびCafe Meal MUJIがある。</ref>が、2016年春夏より商品タグの全世界共通化を進めており、日本国内の無印良品でも商品タグにMUJIロゴが表記されるようになった。一時の多角化路線からは撤退したが、現在でも[[喫茶店|カフェ]]や[[キャンプ]]場などを経営している。
 
== 沿革 ==
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== 関連子会社 ==
* 2015年2月末現在時点<ref>「事業の内容」『株式会社 良品計画 S1004QT1:有価証券報告書 ‐ 第36期』</ref>。
=== 連結子会社 ===
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