「アイアンマンのアーマー」の版間の差分

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=== 映画版 ===
==== アーク・リアクター ====
: プラズマ技術を用いた半永久発電機関。元々はスターク・インダストリーズがリベラル派のうるさい抗議行動を黙らせるため宣伝用に作った技術であり、科学実験としては成功したもののコスト・パフォーマンスが悪く、研究を続けても30年間進歩がないこともあり行き詰まった先のない技術だとスターク・インダストリーズ副社長[[オバディア・ステイン]]に見なされていて実用化はされなかった。その為『1』の序盤ま実存する物はこの大型アーク・リアクターはスターク・インダストリーズの工場に設置されている大型のアーク・リアクターしかなかった。おり、この大型リアクターは『1』の終盤でアイアン・モンガーを倒す為、ためにトニーの指示でポッツがコンソールの回路を全部開けてマスター・バイパス・バタンを押した事でオーバーロードを起こし巨大なエネルギーを天に向け解き放った。それに巻き込まれたオバディアは感電して気を失いアイアン・モンガーごと巨大アーク・リアクターへと落下し大爆発を起こした。
: トニーはアフガンで、無国籍ゲリラ「テン・リングス」に拉致された際、爆弾によって瀕死の重傷を負ってしまった。トニーは一命を取り留め昏睡から目覚めたものの、トニーの心臓の隔壁付近にはまだ爆弾の破片が残留しており、1週間で破片が臓器に達するためトニーの命は風前の灯だった。そこで、インセンが即席で作った車のバッテリーを利用した電磁石を胸に取り付けられていて爆弾の破片を引き寄せてるがおよそ1週間で破片が臓器に達する為、トニーの命は風前の灯という状態であった。そこでトニーは自分の命を守る為、ために「テン・リングス」のアジトでインセンの力も借りて小型化したアーク・リアクターの開発に成功する。小型化したアーク・リアクターは「テン・リングス」が所有していたジェリコ・ミサイル(リパルサー技術を搭載した初のミサイル・システム)を分解することで調達した[[パラジウム]]計1.6gを原材料としており、トニーの心臓の隔壁部分に残っている爆弾の破片を引っ張っている電磁石へ電力を供給している。発電能力は毎秒3GJで、インセン曰く人生50回分は心臓を動かす事が可能で、トニーが言うにはパワードスーツなら15分稼働させる事が可能だった。
: トニーはアメリカに帰国後、自分に埋まっているアーク・リアクターを新しい物へ換装している。だがこの装置はワイヤが伸びていて、それが内側に接触するとショートを起こす為、換装の際は[[ペッパー・ポッツ]]の手を借りた。ペッパーはワイヤを引っ張る為、トニーの胸の穴に手を突っ込んだがそこには一見膿のような無機物だが酷い臭いのする放出されたプラズマがあった。トニーは古いリアクターを焼却処分するようペッパーに頼んだが、ペッパーはこのリアクターを「PROOF THAT TONY SATRK HAS A HEART」の刻印が彫られたオブジェとしてトニーにプレゼントした。トニーに埋められた新型の小型アーク・リアクターは『1』の終盤でアイアンモンガーを起動させる動力源がない事に焦ったオバディアによって奪われてしまった。オバディアは小型アーク・リアクターを心臓にして新世代の兵器を産み出し、この手で世界の舵を取りパワーバランスを操る事を目論んでいた。オバディアの野望を阻止する為、トニーは瀕死の体を引き摺りながら仕事場まで行き、ペッパーからプレゼントされた古いリアクターを自分の身体に改めてセットした後アイアンマン マーク3で出撃した。
: トニーは『1』ではアーマー動力も心臓保護も全て1つのリアクターで担っていたが、オバディア・ステインにリアクターを奪われた経緯から『2』以降は心臓保護用とは別にアーマーにも動力用の物を装着している。『2』では心臓保護用に使用していたリアクターのパラジウムがトニーの体を蝕んでいたが、ハワード・スタークの遺した映像を見てトニーが'''バッドアシウム'''という[[元素]]を合成し、新たな動力源として新型アーク・リアクター「'''リパルサー・トランスミッター'''」を開発運用、無害化と高出力化に成功した。『アベンジャーズ』ではアークリアクターを利用したクリーンエネルギー発電システムを開発し、その試作段階としてスタークタワーの全電力を賄う試験を行っていた。「3』での戦いの後、体内にある爆弾の破片を全て除去したことで心臓保護用のリアクターが不要となった。『[[キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー]]』では、インサイト計画で使用される三機のヘリキャリアの動力源として登場。『アベンジャーズ』でのトニー自身の経験から、技術提供されたと説明されている。
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:材料となった鉄の色やマーキングが剥き出しになっている。武装は火炎放射器とロケット弾、脚部に使い捨ての飛行用ロケットを搭載。装甲はアサルトライフルの弾丸を弾く程度。「計測器がむき出しになった背後からの攻撃に弱い」「動きが鈍重」「制御プログラムを起動するまで時間が掛かる」「起動するまでの間は身動きが取れない」「飛行ロケットを作動させた後の姿勢制御は不可」「活動可能時間は15分(旧型リアクターの性能の問題)」「肉眼だけなので視界が狭い(そのためトニーは見えなくても脱出できるように経路を暗記していた)」「脚部などのパワー増強は見えない程度にカバーがされただけのチェーン駆動」など様々な弱点はあるが、人間を殴り飛ばし鉄製の扉を吹き飛ばせるくらいの馬力を持つ。
:起動までの時間を稼ぐためにインセンが犠牲になるも、「テン・リングス」のアジトを破壊しながらロケットを使って脱出。着地に失敗して大破するが、トニーは爆発を観測してやってきたジェームズ・ローズら救出部隊に救助された。パワードスーツの残骸は「テン・リングス」によって回収されオバディア・ステインの手に渡って復元され、アイアン・モンガーのモデルにされる。
: 「テン・リングス」のラザに「初期の試作品レベルだが、スタークの設計は完璧であり、やつは死神の傑作を作り上げた」とまで言わしめた。これが1ダースあればアジアを支配出来るもいうまで言わしめた
;マーク2
:登場:『1』『2』『3』
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:登場:『1』『2』『3』
: 世間に初めてアイアンマンとして認知されたスーツ。リパルサーレイとユニ・ビームはこのスーツから標準武装とされた。
: マーク2の欠点だった高度4万フィート以上での氷結問題を、パワードスーツの素材を軍事衛星に使用した[[金]]と[[チタン]]の合金に変更して、出力荷重比は変えずにスーツの強度をアップさせる事で解決した。その為アイアン(鉄)ではないのだが、『1』のラストでトニーは文句を言いつつその名前を受け入れていた。
: 色は設計当初金一色だったが、トニーが所有する[[ホットロッド]]から着想を得て赤と金をベースとしたものに変更され、トニーの指示通りジャービスが自動組立を開始しておよそ5時間でパワードスーツは完成した。以降このカラーリングはアイアンマンを象徴するものとなった。
: 胸部の熱可塑性レンズからアーク・リアクターのエネルギーを直接投射する「ユニ・ビーム」、右腕にロケットミサイル、両肩に標的を複数ロックオン出来る特殊弾、[[外側広筋]]部に[[フレア]]を装備。戦車砲の弾を受けても装着者を無傷とする。ジャービスに加速を命令するとマッハでの飛行も可能。
: 初出撃は、トニーがTV報道で無国籍ゲリラ「テン・リングス」がグルミラ村を襲撃して人々が虐げられているとの情報を目にした時。肉弾戦やリパルサー、両肩の特殊弾を用いて、グルミラ村の住人を人質にする「テン・リングス」の兵士を無力化した。そして「テン・リングス」の武器庫を爆破、自社が影で売り捌いたジェリコ・ミサイルを破壊した。
: アイアン・モンガーとの戦いに向かう最中にはトニーが旧型の小型リアクターを使っているためか飛行中のマーク3のパワーは48%まで低下しておりジャービスが言うにはそもそも飛行用には設計されていなかった。アイアン・モンガーにユニ・ビームを撃った後はパワーが19%まで低下した。更にパワーが15%まで低下していてジャービスから高度に限界を指摘されたが、アイアン・モンガーと上昇対決を繰り広げ最終的に氷結対策をしていなかったアイアン・モンガーに競り勝ちパワー2%まで低下したものの非常用補助パワーに切り替え地上へ着地した。スーツを脱ぎ捨てポッツの元へ行こうとしたトニーをしぶとく生き延びていたアイアン・モンガーが襲いかかり始まった最終決戦では、左手部分は途中で脱ぎ捨てられ為素手であり、リパルサーやミサイルもオフラインという不利な状況の中、ペッパーの起こした巨大アーク・リアクターのオーバーロードでアイアン・モンガーには勝利するもののヘルメットを失うなど大きな損害を受けている。
: 後にトニーの自宅に保管されていたスーツはヘルメットのみ復元され、ジェームズがマーク2を選んだ事から機能までは復元されていない模様(傷などもそのまま)。
;マーク4
:登場:『2』『3』
135行目:
:通称「[[ロミオ]]」。大型リパルサー・トランスミッターを搭載した軽量スーツ。
;マーク33
:通称「[[銀|シルバー]]・[[百人隊長|センチュリオン]]」。マーク30のカラーリングを赤と銀に変更し両腕に刃を仕込んだ。劇中ではトニーが着用した。捕らわれたペッパーを捜索し、救助しようとしたがキリアンの不意打ちで胸のリアクターを抉られた。原作にも登場している。
;マーク34
:通称「[[サウスポー]]」。戦場及び被災地での人命救助活動用スーツの試作型。少し大きめのスーツで左腕が伸縮性のアームになっておりその爪は並の金属を割く。リパルサー・トランスミッターは球状。重量ゆえ他のスーツ程飛行性能は出せない。
149行目:
:通称「スターブースト」。カラーリングは白と黒と金。酸素タンクを内蔵、ブースターパックを装備、低温と放射線に耐える素材を使用した[[宇宙開発]]用。
;マーク40
:通称「[[ショットガン]]」。マーク13とマーク19を元に造った。[[マッハ]]5で飛行ができる。カラーリングは灰と銀。劇中ではトニーが装着した。リパルサーの反動で加速度を増した裏拳や膝蹴りでキリアンと格闘戦を繰り広げるが徐々に攻撃を封じられ、動けなくなったところを真っ二つに両断された。
;マーク41
:通称「ボーンズ」。元はマーク5のデザイン候補。装甲を極限まで省いているためスーツの中では敏捷性が最も高い。頭部・腕部・脚部など全てのパーツにロケットが搭載され小さく分離できるようになっており、J.A.R.V.I.S.がパーツの分離攻撃を行った。
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; マーク50
: 登場:『[[アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー|インフィニティ・ウォー]]』
: ナノマシンで構成されているアイアンマンスーツ。自己変形する事でやシールド、盾、レーザー砲ブースターの精などを複の他、スーツの破損箇所を自己修復することも出来る可能。ナノマシンを全面的に使用しで構成されているため、マーク42から引き継がれている自動キャッチ機能は撤廃された。原作でも使用されている。
==== ウォーマシン ====
: ジェイムス・ルパート・(ジム・)ローズが着用するスーツ。本来はアイアンマンのバージョンの1つだが、ウォーマシンとしての登場期間の方が長く、トニー自身はこれを使用したことがない。
; マーク1(仮称<!--作中などで「マーク1」と称されたことはないが、後にマーク2・3が登場したためこのように表記。-->)
: 登場:『[[アイアンマン2]]』。
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; アイアン・パトリオット
: 登場:『[[アイアンマン3]]』。
: ウォーマシンにトニーの手が加わった改良バージョン。アメリカを象徴する政府公認のスーパーヒーローとして登録されている。ウォーマシンとなったマーク2の代替としてトニーが制作したマーク22が原型。アイアン・パトリオットはこのウォーマシンマーク2のカラーリングを変更し、内部プログラムを改良したもの。「公衆から最も支持された名前」としてアイアン・パトリオットを名乗っており、カラーリングもキャプテン・アメリカと同じ[[星条旗]]をモチーフとした青と赤と白のトリコロール・カラーでありアメリカという国家の象徴に相応しいのだが、ジェームズは内心ウォーマシンの方が良かったらしい。
: ウォーマシンと比べて増加装甲を排除したシンプルなデザインになっている。武装はリパルサーレイ、手首外側の実弾式マシンガン、背中の2連装砲。装着者の衣服に関わらず装着することが可能で、遠隔操作もできるようになっている。また、『アイアンマン3』に登場した多くのスーツと同様、スーツ前面が展開し、入り込むような形でスーツを装着する。一連の製造はA.I.Mが行っており、原作コミックとは大きく出自が異なる。『アベンジャーズ』の時点ですでに完成していたらしいが結局登場しなかった。その理由として“チタウリの侵攻時に香港にてテン・リングスと戦っていた”と言う裏設定がある<ref name="film3"/>。
; マーク3
: 登場:『[[シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ]]』。
: メインカラーが黒になりマッシブなスタイルになるなど、マーク1に近いデザインになっている。左肩に装備された4連装砲右手の超音波砲など各種武装がアップグレードされている。また、接近戦用の武器として手持ちの電磁バトンを背中に搭載している。
 
=== アニメ『[[アイアンマン (2010年のアニメ)|アイアンマン]]』のアーマー ===