「ピッグス湾事件」の版間の差分

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しかし、それまでに国内でバチスタ政権の有力者を処刑したり、また農地改革を進める姿勢を示したことで[[アメリカ中央情報局|CIA]]の報告により「共産主義者」との疑いをもたれていたことで、バティスタ政権を背後から操り多くの利権を得ていたアメリカにとって、それらが侵害される恐れがあることで、[[ドワイト・D・アイゼンハワー|アイゼンハワー]][[大統領]]のカストロに対する対応は冷たかった。そして[[リチャード・ニクソン|ニクソン]]副大統領との会談で、ニクソンから共産主義の影響拡大、反革命派処刑、自由選挙の未実施を並べて問い詰められて怒りを抑える始末であった<ref>井高浩昭 著「チェ・ゲバラ」 99P</ref>。
 
この直後、ニクソンはアイゼンハワーにカストロ打倒すべき人物であり、キューバ人亡命者部隊を編成してキューバに侵攻すべきである、と進言した。これが2年後のピッグス湾事件につながった<ref>井高浩昭 著「チェ・ゲバラ」 99P</ref>。
 
=== 国交断絶 ===