「コミュニティバス」の版間の差分

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[[1980年]]([[昭和]]55年)[[7月1日]]に運行開始した、東京都[[武蔵村山市]]の[[武蔵村山市内循環バス]]がその先駆けであるとされる。武蔵村山市は東京都の市で唯一、市内に[[鉄道駅]]が存在しないため、交通不便地域が多数存在した。その解消のため、市が[[マイクロバス]]の[[いすゞ・ジャーニー#2代目(1973-1993年)|いすゞ・ジャーニーL]]を購入し、[[立川バス]]に運行を委託したものである。
 
これに続いて[[1986年]](昭和61年)[[8月20日]]、東京都[[日野市]]で[[日野市ミニバス]]が運行開始した。これは市が行政サービスの一環として、市内のバス路線のない地域にミニバスを運行するというものである。当初の車両は小型バスの[[日野・リエッセ#レインボー_(RB・AB系)|日野・レインボーRB]]が使用された。市が直接バス路線を開設することは現実的でないため、日野市内で路線バスを運行していた[[京王電鉄バス]](当時:[[京王電鉄|京王帝都電鉄]])が路線開設と実際の運行管理を引き受けた。
 
これら「ミニバス」の運行形態は、それまでの路線バスと一線を画する全く新しいものだった。そのため、やがて全国各地で類似の形態での路線バスサービスを開始する自治体が続出し、それらは「コミュニティバス」と呼ばれるようになった。<!---名付け親等わかる方いませんか?--->