「イエス・キリスト」の版間の差分

(中立性に基づいた表記への変更)
=== キリストの再臨 ===
* [[再臨]] - イエスは自分が再臨する時について予告している。雲に乗って来る事になっている<ref>[[s:マタイによる福音書(口語訳)#24:30|マタイ 24:30]]</ref><ref>[[s:マルコによる福音書(口語訳)#13:26|マルコ 13:26]]</ref><ref>「人の子」はしばしばイエス自身の事を指して用いられる。([[s:マタイによる福音書(口語訳)#8:20|マタイ 8:20]]、[[s:マタイによる福音書(口語訳)#9:6|マタイ 9:6]])</ref>。
 
== 歴史的人物 ==
[[歴史学]]の近代的な研究手法が19世紀以降、[[福音書]]の研究に用いられてから、イエス・キリストの歴史学的研究は幾つかの時代を推移した。当初は[[合理主義]]による偏見、また20世紀には酷評的な研究手法を経た現代では、イエス・キリストに関する研究はより肯定的で寛容と言える。前世紀中頃、[[懐疑主義]]にみまわれたイエス・キリストの研究はその懐疑主義を脱したと言える。現代では、イエス・キリストが実在した歴史学的及び文学的背景についてより多くの知見が得られている。これは、[[福音書]]関連文学、すなわちイエス・キリストと同時期のユダヤ文学及び福音記者([[聖書]]の解説書物、聖書のアラム語訳、クムラン書物、ユダヤ法律関連文学)の研究により、[[福音書]]の記載及びユダヤ時代におけるイエス・キリストという人物についてより詳細に知り、理解を深めることが可能となったからである<ref>{{Cite book|author=J. CHAPA|title=History and Jesus of Nazareth|date=|year=2004|accessdate=|publisher=Eunsa|author2=|author3=|author4=|author5=|author6=|author7=|author8=|author9=}}</ref>。
 
他方で、古代ギリシャ・ローマに関する研究からは、古代ギリシャ思想がイエス・キリストのガリラヤ地方へ及ぼした影響、すなわちガリラヤ地方と古代ギリシャ文化の接点についてより深く知ることができる。また、恐らく正典福音書より後に記載されたであろう外典福音書の内容、並びに2世紀の他のキリスト教及びユダヤ教書物は、イエス・キリストの時代の慣習を分析し、福音書の記載をより適切な背景に位置づけることを可能とした。更に、最近の考古学的発掘も、歴史におけるイエス・キリストの研究に貢献している。特にガリラヤ地方における発掘は、古代ギリシャ文化を承継している1世紀のパレスチナ地方の文化を明示するうえで興味深い。最後に、これらの史料をより深く理解するために、歴史学並びに聖書注釈に関する近代的な研究手法が適応され、従前の研究手法の限界や厳格さを乗り越えている。
 
以上の研究により、イエス・キリストについての歴史学的な知見は確固なものであり、福音書は信仰の対象として相応しい。キリスト教に対して中立的な立場をとる歴史学者であっても、福音書を通してイエス・キリストの人柄や振る舞いとその使命について知ることができる<ref>{{Cite news|title=11. 歴史におけるイエス・キリストの研究の現状|url=http://opusdei.org/ja-jp/article/iesu-shitsumon-11/|accessdate=2018-05-28|language=ja}}</ref><ref>{{Cite news|title=イエス・キリストと教会|url=http://opusdei.org/ja-jp/article/iesu-kirisuto-kyokai/|accessdate=2018-05-28|language=ja}}</ref>。
 
== 脚注 ==
* [[救世主]] - [[メシア]]
* [[聖書]]
* [[カトリック教会]]
* [[新約聖書]] - [[福音書]]
* [[イエスの兄弟]]、[[ヤコブ (イエスの兄弟)]]
* [[INRI]]
* [[西暦]]
* [[イイススの祈り]]
* [[自印聖像]]
* [[全能者ハリストス]]
* [[キリストを描いた映画]]
* [[聖書に登場する女性の一覧]]
* [[シドン・シナゴーグ]] イエスがこことその近傍で説教したと、マタイとマルコによる福音書にそれぞれ記されている。世界最古のシナゴーグのひとつ
* {{仮リンク|宗教芸術|en|Religious art}}の題材:{{仮リンク|世界の救世主|en|Salvator Mundi}}、[[降架]]
 
== 外部リンク ==
* [[川島貞雄]]「[https://kotobank.jp/word/%E3%82%A4%E3%82%A8%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%82%AD%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%83%88-156225#E6.97.A5.E6.9C.AC.E5.A4.A7.E7.99.BE.E7.A7.91.E5.85.A8.E6.9B.B8.28.E3.83.8B.E3.83.83.E3.83.9D.E3.83.8B.E3.82.AB.29 イエス・キリスト]」『[[日本大百科全書]](ニッポニカ)』[[小学館]]、[[コトバンク]]
* [http://opusdei.org/ja-jp/article/iesu-kirisuto-kyokai/ イエス・キリストに関するQ&A]
* [https://ja.wikisource.org/wiki/%E5%8F%A3%E8%AA%9E%E6%96%B0%E7%B4%84%E8%81%96%E6%9B%B8 口語訳新約聖書(ウィキソース)] ([[日本聖書協会]]翻訳、1954年)
* [https://ja.wikisource.org/wiki/%E5%8F%A3%E8%AA%9E%E6%97%A7%E7%B4%84%E8%81%96%E6%9B%B8 口語訳旧約聖書(ウィキソース)] ([[日本聖書協会]]翻訳、1955年)
[[Category:イエス・キリスト|*]]
[[Category:聖書の語句]]
[[Category:カトリック]]
[[Category:ギリシア語の語句]]
[[Category:イスラム教の預言者]]
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