「ゴブリンスレイヤー」の版間の差分

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: 声 - [[梅原裕一郎]]
: 主人公。その名の通り、小鬼(ゴブリン)を殺す者。銀等級<ref>小説1巻34P。</ref>。20歳<ref>小説3巻40Pゴブリンスレイヤーの発言。</ref>。
: 常に薄汚れた鉄兜と革鎧、鎖帷子を纏った寡黙な青年<ref group="注釈">鉱人道士は狭い洞窟内でも動き易いよう配慮した、対ゴブリンに特化した装備と高く評価している。(出典は小説1巻144P)</ref>。純粋な戦闘能力は低いが<ref group="注釈">鍛えてはいるが、あくまでも人間・戦士・男の範疇に収まっている。しかし彼の強みはそういった自身の実力を含めて理解した上で、知略・戦略を駆使して一切の偶然性を排除し、勝つために手段を選ばない点である。圃人斥候(鋼鉄等級)に対し「俺の技量ではそうそう勝てん。まともにやれば勝ち目はない」と語るほどで、実際に奇襲で勝利している(出典は小説3巻194P)。</ref>、最弱級モンスターとされるゴブリンのみを専門に狩り続け、銀等級となった戦士。中途半端な長さの剣、小振りな円盾を装備している他、投擲攻撃を多用し、戦闘では武器を使い捨てては倒したゴブリンから奪ったものと交換する。ゴブリンの生態に熟知し、「ゴブリン殲滅」を行動原理としており、高価な道具や貴重な古代魔法のアイテムなど、常人なら上級モンスター用に使用するアイテムですらゴブリンを殲滅するために惜しみなく使用するなど、ゴブリン殲滅に対して常識を逸するほどの執着を持つ一方、ゴブリン以外の怪物に対しては感心が薄く、名前すら覚えようとしない
: その独特の佇まいとゴブリン退治のみで銀等級になった点から、有名人であるものの他の冒険者たちからよく思われていない面がある。街にいる時はおろか食事中も鉄兜を外さないため素顔はあまり知られていないが、その容貌は意外と悪くないと評された<ref name='1-13-340'>第1巻13章 p.340</ref>。また、他者との交流に疎く、女神官から危惧され、牛飼娘や受付嬢からは明確な好意を向けられているが、どう対応するべきか苦慮している描写が見受けられる。
: その過去について詳細は不明だが、両親を亡くして姉に育てられるも、10年前に故郷の村をゴブリンに滅ぼされた挙句に姉を惨殺され孤児となり、その後5年間「先生」によって鍛えられたことが語られている。辺境の街に現れたのは5年前だという。