「後輪駆動」の版間の差分

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* FF方式と共有できる部品が少なく、部品点数も多くなるためコスト高になる。
* トラクション性能、高エネルギー時(高速レーンチェンジや高G旋回)のスロットルのオン、オフ両方での高いスタビリティー、居住性(主に乗り心地)を高い次元で満たすサスペンションの設計が難しく、車種ごとのシミュレーションや実験に時間がかかる。
* [[セダン]]、[[ステーションワゴン]]などではプロペラシャフトが中心線を貫通しているため、後部中央座席の床に起伏ができ居住性が悪い。ホッチキス・ドライブ方式の縦置きFRでは運転席と助手席の間の床にトランスミッションの大きな張り出しが必要となり、キャビンの居住性や運転席の足元スペースを少なからず圧迫することになる。
* リア・サスペンションに大きなスペースが必要なうえ、デフ、プロペラシャフトも加わり、有効スペースが少なくなる。
* 相対重量の重い車体前部を相対重量の軽い=接地荷重の少ない後輪が押し進める構造のためスリップしやすく、雨や雪などの悪天候下、荒れた路面では走行安定性が低下するなどの欠点もある。
* 雪道や凍結路面、さらに[[砂利]]が比較的少ない一部の非舗装路などでは、その他方式に比べて駆動輪への荷重が軽いため空転しやすく、少しのくぼみにはまってしまっても抜け出せなくなることがある。そのため積雪地や寒冷地などではタイヤへの荷重を大きくするためトランクに重量物を積むドライバーもいる。
 
=== ミッドシップエンジン・リアドライブ方式 ===