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1行目: '''三崎三座'''とは、明治２０年代に[[神田三崎町]]に設けられた三つの劇場、三崎座・[[東京座]]・川上座の総称である。<ref>千代田区立四番町歴史民俗資料館　「千代田のくらしと劇場ー三崎座を中心にー」　千代田区教育委員会　1993年7月20日</ref> ~~{{出典の明記\|date=2018-05-24}}~~ ~~{{wikify\|date=2018-05-24}}~~ '''三崎三座'''は、東京[[神田三崎町]]に存在した東京座・川上座・三崎座という劇場の総称である。明治中期に三崎座が開設されたことをきっかけに川上座、東京座の順に開設。現在は各劇跡地に看板が立てられている。本項目で各劇場についても述べていく。 == 三崎座 == 東京神田三崎町三丁目に明治二十四年（１８９１）六月二十七日に開場。劇場観客定員１１２０人といった小劇場であった。大正四年（１９１５）に神田劇場と改称した。そののちに戦災にて廃座となった。 ==川上座== ~~{{substub}}~~ ~~{{DEFAULTSORT:みさきさんさ}}~~ '''川上座'''は、[[川上音二郎]]によって明治２９年（１８９６）６月１５日に完成した。内部はフランスの劇場を模しており、他の座とは異なる構造だった。 l 当初は、[[神田区]][[淡路町]]（現在の[[千代田区]][[神田淡路町]]）に劇場を設立する予定だったが、中止となり明治２６年（１９６３）三崎町に設立を願い出て、同年１２月１日に許可された。<ref>千代田区立四番町歴史民俗資料館　「千代田のくらしと劇場ー三崎座を中心にー」　千代田区教育委員会　1993年7月20日</ref> 川上一座などの[[新派]]の役者達の活動の中心となったが、経営が困難になり、明治３１年（１８９８）頃には、[[川上音二郎]]の手を離れた。 l 後、明治３４年（１９０１）１月に改良座と改称し、[[株式会社]]に改組したが、明治３６年（１９０３）４月６日に火災により焼失した。<ref>千代田区立四番町歴史民俗資料館　「千代田のくらしと劇場ー三崎座を中心にー」　千代田区教育委員会　1993年7月20日</ref> ==脚注== <references /> ==参考文献== ＊千代田区立四番町歴史民俗資料館　「千代田のくらしと劇場ー三崎座を中心にー」　千代田区教育委員会　1993年7月20日 pp.6-11 <nowiki>*</nowiki>「明治東京名所図会」講談社　1989年7月1日＊「明治生まれの神田三崎町」青蛙房　1978年7月1日 p.142

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