「坂口祐三郎」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
各種資料より加筆。重複するエピソードを整理。
m 『赤影』のリンク修正。参考文献から『赤影参上!』の文庫版である『赤影大辞典』を除去。
21行目:
| 活動期間 = [[1963年]] -[[2003年]]
| 活動内容 =
| 主な作品 = 『[[仮面の忍者 赤影#特撮版『仮面の忍者 赤影』(1967 - 1968年)|仮面の忍者 赤影]]』<br />『[[宇宙からのメッセージ・銀河大戦]]』<br />『[[水戸黄門 (パナソニック ドラマシアター)|水戸黄門]]』
}}
'''坂口 祐三郎'''(さかぐち ゆうざぶろう、[[1941年]][[9月3日]] - [[2003年]][[7月13日]])は、[[日本]]の[[俳優]]。本名は'''中村 徹'''(なかむら とおる)<ref name="f66">『福島民報』1966年2月6日付朝刊、10面。</ref>。他に芸名は、'''牧口 徹'''(デビュー当時)、'''坂口 徹郎'''、'''坂口 徹'''<ref>『[[仮面の忍者 赤影]]映画版』主演時のもの</ref>。
32行目:
[[福岡県立八女工業高等学校]]2年生の折に、本人の知らない間に同級生の女子が応募した[[東映ニューフェイス]]第7期に合格するが<ref name="k88">{{Cite book|和書 |date = 1988-12-30 |title = [[テレビマガジン]]特別編集・特撮ヒーロー大全集 |publisher = [[講談社]] |page=178 |id=C8774 |isbn = 4-06-178411-0 }}</ref>、面接で「学校が終わってから」と答え、周囲が騒然とする中で当時の東映社長である[[大川博]]に対して「よかったら次の期に入れてほしい」とまで答えたものの結果は合格し、高校卒業後に[[東映]]へ第8期ニューフェイスとして入社{{Sfn|扶桑社|1998|pp=89-94}}。
 
同期には[[仮面の忍者 赤影#特撮版『仮面の忍者 赤影』(1967 - 1968年)|仮面の忍者 赤影]]第3部で[[織田信長]]を演じた嶋田景一郎などがおり{{Sfn|扶桑社|1998|p=134}}、[[俳優座]]養成所に入り演技を学んだあと、[[東映京都撮影所]]に配属される{{Sfn|扶桑社|1998|p=94}}。当時は嶋田や[[林彰太郎]]と共に、「三野郎」として売り出されていた。この年『[[新諸国物語 黄金孔雀城]] 第二部』で映画デビュー。その後、『[[走れ左源太]]』([[テレビ朝日|NET]] / [[東伸テレビ映画]])に出演した際に、撮影所所長から「坂口祐三郎」の芸名をもらう{{Sfn|扶桑社|1998|pp=94-95}}。この当時、京都市内に祖母と2人で暮らしていたが、端役か準主役が年に数本という状況が数年続く<ref name="k88" />。1966年の暮れに呼び出され、1967年4月開始の[[関西テレビ放送|関西テレビ]]初のカラーTV番組『[[仮面の忍者 赤影#特撮版『仮面の忍者 赤影』(1967 - 1968年)|仮面の忍者 赤影]]』の主演・赤影に{{読み仮名|抜擢|ばってき}}される{{Sfn|扶桑社|1998|pp=96-98}}。この番組は大人気となり、延長を重ね、1年間の放映となった。
 
が、その後赤影のイメージが強すぎて活躍の機会に恵まれなかった。また本人も、当時東映で主流となっていた「実録やくざ物」への出演を誘われたこともあったが、赤影へのこだわりがあったので「やくざ役」を避けていたという{{Sfn|扶桑社|1998|p=165}}。また、こうした華やかなスターのイメージとは裏腹に、『赤影』主演時代も決して収入的に恵まれたわけではなかった<ref>{{Cite book |和書 |author=坂口祐三郎 |editor=新・赤影製作評議会 編 |year=1999 |title=坂口祐三郎 赤影 愛と復讐 |publisher=[[ワイズ出版]] |pages={{要ページ番号|date=2018年4月}} |isbn=4-89830-016-2}}</ref>。
274行目:
{{参照方法|date=2018年4月|section=1}}
* {{Cite |和書
|author = 坂口祐三郎と赤影支援会
|title = 赤影参上!
|date = 1998-07-20
|publisher = 扶桑社
|isbn = 4594025174-594-02517
|ref = {{SfnRef|扶桑社|1998}}
}}
* 『テレビジョンドラマ別冊 仮面の忍者赤影』(放送映画出版)
* 『赤影大辞典』(たちばな出版)
* {{Cite book|和書
|author=石橋春海