「モノリシックカーネル」の版間の差分

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[[1980年代]]にデビューした商用[[UNIX]]は、そのほとんどがモノリシックカーネル方式を採用している。
 
しかし、プロセッサの動作クロックは20世紀末から21世紀初頭にかけて長足の進歩を遂げ、処理能力に至ってはさらにその何倍にも向上していることは今更言うまでもない。このような実行環境側の進歩に加え、[[L4マイクロカーネルファミリー|L4]]プロジェクトにおけるプロセス間通信のチューニング等、マイクロカーネル側の実装における高速化技法の進展、また必要に応じてマイクロカーネル的な構造を基調としながら一部パフォーマンスを要求されるサブシステムのみカーネル空間に取り込む実装や、モノリシックカーネルを基調としながらも柔軟性や堅牢性を要求される部分にマイクロカーネル的な設計手法を導入するといった、より現実的なハイブリッドカーネルとでも呼ぶべき設計手法も登場し、モノリシックカーネルのパフォーマンスにおける原理上の優位性や、両者の厳密な区別については、いまや必ずしも絶対的なものとは言えなくなった。
 
{{要出典|date = 2015年1月|範囲 = 2005年現在では、純然たるモノリシックカーネル方式で開発する利点は少ないとする意見に収束して来ている}}。しかし、同等の機能を実装した場合にその原理上実行時の(コンピュータのメモリ上の)OSカーネルのフットプリントを比較的小さなものに留めておきやすいこと、[[ノンプリエンプティブ]] ([[:en:non-preemptive|non-preemptive]]) 制約を付加すれば、サービス実装を行う時に考慮するべきことが減り、開発が楽になること等が利点として挙げられる。
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