「KADOKAWAの漫画レーベル」の版間の差分

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== 角川書店 ==
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[[角川書店]]では、[[1985年]]にヤマトコミックススペシャルを、[[1986年]]にあすかコミックスを創刊し、漫画単行本を刊行していた。1989年に「'''角川コミックス'''」の名義で漫画単行本を刊行しており、[[1991年]]にグループ企業の[[富士見書房]]を吸収合併(ブランド名のみ存続)した際に従来は富士見書房が発行していた漫画単行本もカドカワコミックスないしそのサブレーベルへ編入され、富士見書房が[[2005年]]に再分社された後も[[2006年]]までは角川書店、2007年以降は角川GPが発売を担当し単行本はカドカワコミックスのサブレーベルより発売される体制が[[2009年]]11月まで続いていた。「カドカワコミックス」と「角川コミックス」の2種類の表記が存在することについては、主に単行本折り込みの新刊案内や単行本の奥付では漢字表記、公式サイトや[[出版取次|取次]]系の新刊案内では片仮名表記が使用されており、どちらかが間違いという訳ではない模様。また、各レーベルに作者番号が与えられる
 
=== カドカワコミックス・エース ===
'''角川コミックス・エース'''(Kadokawa Comics A)とも。基幹レーベル。『[[月刊少年エース]]』『[[プティグエス]]』、『[[ガンダムエース]]』、『[[月刊コンプエース]]』、『[[コンプティーク]]』、その他増刊各誌、Webコミックサイト『コミックNewtype』、『ヤングエースUP』に掲載された作品が中心。B6判。[[4コマ漫画|4コマ]]や総ページ数の少ない単巻作品の場合はA5判の'''カドカワコミックス・エースエクストラ'''(kadokawa comics A Extra)で刊行される場合もある。番号は「KCA-X-Y」(Xに作者番号、Yにその作者の刊行数)、エースエクストラの場合は「KCA-EX-26-1」となる(例・[[瀬川はじめ]]著『[[喰霊]]第7巻』KCA-160-7)。
 
レーベル創刊時は角川書店の社章に由来する[[鳳凰]]をデフォルメしたイメージキャラクター(名称不明)のマークが用いられていたが、[[1999年]]より角川書店の出版物が[[QRコード]]を背表紙に印刷するようになった際の装丁変更に伴い、社章を金色にカラーリングした新しいマークへ変更された。このマークは、エース以外のカドカワコミックスでも共通で使用されている。
 
==== 派生レーベル ====
* [[ケロケロエース#ケロケロエースコミックス|ケロケロエースコミックス]]
 
=== エース以外のレーベル ===
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** あすかコミックスDX
* [[ニュータイプ100%コミックス]]
* 単行本コミックス
 
=== 廃刊したレーベル ===
* ヤマトコミックススペシャル
* 角川コミックス
* [[月刊コミックコンプ#コンプコミックス|コンプコミックス]]
* ドラゴンコミックス(→富士見書房へ移行)
* カドカワコミックス・ドラゴンJr.(→富士見書房へ移行)
* ザ・ホラーコミックス
* [[ヤングロゼ|ヤングロゼコミックス]]
* [[特撮エース#カドカワコミックス・特撮エース|カドカワコミックス・特撮エース]]
* [[コミックチャージ#カドカワチャージコミックス|カドカワチャージコミックス]]
* [[ケロケロエース#ケロケロエースコミックス|ケロケロエースコミックス]]
 
== 富士見書房 ==
[[富士見書房]]では1976年にワイルドコミックスというレーベルで横溝正史シリーズ3作を[[つのだじろう]]作画でコミカライズしており、1980年代には角川アニメ映画作品をまとめた富士見コミックスアニメ版や、富士見コミックスというレーベルで[[ポップティーン]]に連載された『青春ぽるのぐらふてい』の単行本刊行していた。
 
** [[月刊ドラゴンエイジ#ドラゴンコミックスエイジ|ドラゴンコミックスエイジ]] - [[月刊ドラゴンエイジ]]掲載作品
富士見書房のレーベルは以下の通りである。
* ドラゴンコミックス(後述、創刊当初は角川書店発行)
** [[月刊ドラゴンエイジ#ドラゴンコミックスエイジ|ドラゴンコミックスエイジ]]
 
=== ドラゴンコミックス廃止レーベル ===
*WILD COMICS(ワイルドコミックス)
『[[月刊ドラゴンマガジン]]』や旧『[[月刊コミックドラゴン]]』掲載作品のレーベルであるが、当初は『コンプティーク』『[[マル勝ファミコン]]』『[[マル勝PCエンジン]]』など[[ゲーム雑誌]]に掲載された作品用のレーベルであった。[[1987年]]に『[[ヴァグランツ]]』や『[[ザナドゥ (ゲーム)|ザナドゥ]]ドラゴンスレイヤー伝説』などを刊行したのが始まり。
* 単行本富士見コミックス
 
A5判とB6判のタイトルが混在する。現在はA5判のみに一本化されており『[[月刊ドラゴンエイジ]]』掲載作品のうち[[4コマ漫画]]など総ページ数の少ない単巻作品を刊行する際に使用されている。2009年にカドカワコミックス・ドラゴンJr.(角川書店発行)を継承して創刊した『月刊ドラゴンエイジ』掲載作品の基幹レーベル・ドラゴンコミックスエイジは、形式上は本レーベルのサブレーベルとして位置付けられている。
 
=== 角川書店富士見事業部のレーベル ===
以下は角川書店富士見事業部時代(1991年 - 2005年)のレーベルである。
* 富士見ファンタジアコミックス(後述)
* [[月刊ドラゴンジュニア#カドカワコミックス・ドラゴンJr.|カドカワコミックス・ドラゴンJr.]](2009年廃刊)
*==== [[電撃ドラゴンコミックス]] ====
: 『[[月刊ドラゴンジュニア]]』→『月刊ドラゴンエイジ』
『[[月刊ドラゴンマガジン]]』や旧『[[月刊コミックドラゴン]]』掲載作品のレーベルであるが、当初は『コンプティーク』『[[マル勝ファミコン]]』『[[マル勝PCエンジン]]』など[[ゲーム雑誌]]に掲載された作品用のレーベルであった。[[1987年]]に『[[ヴァグランツ]]』や『[[ザナドゥ (ゲーム)|ザナドゥ]]ドラゴンスレイヤー伝説』などを刊行したのが始まり。A5判とB6判のタイトルが混在した。後にA5判のみに一本化されており『[[月刊ドラゴンエイジ]]』掲載作品のうち[[4コマ漫画]]など総ページ数の少ない単巻作品を刊行する際に使用されていた。創刊から一貫してISBN「04」である
 
==== 富士見ファンタジアコミックス ====
富士見書房より[[1988年]]から[[19931995年]]まで刊行された単行本レーベル。略称「'''FFC'''」。『月刊ドラゴンマガジン』に連載された漫画が主に発売された。A5判。これの前身として1980年代前半に『富士見コミックス』が存在した。創刊から一貫してISBN「8291(富士見書房)」である
 
名称から分かるように同社・[[富士見ファンタジア文庫]]に対応するレーベルであったが、富士見書房が角川書店に吸収合併されたことに伴い、前述のドラゴンコミックスへ移行した。
 
== アスキー・メディアワークス ==
以下は角川書店のお家騒動により、1992年に創設された電撃ブランドの派生レーベル。
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* [[電撃コミックス]] - 1992年12月創刊<ref>「ローンナイト2 1 (Dengeki comics)」、メディアワークス、1992年12月{{全国書誌番号|93010891}}</ref>。2013年以前の電撃ブランド雑誌掲載作品の基幹レーベル。B6判。
* [[電撃コミックス]]
* 電撃コミックスNEXT - 2013年5月創刊。 2013年以降の電撃ブランド雑誌掲載作品の基幹レーベル。B6判。
** 電撃コミックスNEXT
* 電撃コミックスEX - 1992年12月創刊<ref>「フォーチュン・クエスト 1 (夢のなかの王女) (Dengeki comics. EX)」、メディアワークス、1992年12月{{全国書誌番号|93010858}}</ref>。A5判。
** 電撃コミックスEX
* [[シルフ (雑誌)#シルフコミックス|シルフコミックス]] - シルフ(雑誌休刊後はWEB)掲載作品
* [[魔法のiらんど|魔法のiらんどコミックス]] - 「魔法のiらんど」作品のコミカライズレーベル。
* it COMICS - COMIC it掲載作品
=== 廃刊したレーベル ===
* [[電撃コミック ジャパン#電撃ジャパンコミックス|電撃ジャパンコミックス]]
== エンターブレイン ==
以下は[[メディアリーヴス|旧アスキーグループ]]のコミック出版の流れを汲むレーベル。
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* [[ビームコミックス]] - [[コミックビーム]]掲載作品
* ハルタコミックス - [[ハルタ (漫画誌)|ハルタ ]]掲載作品
* [[ファミ通コミッククリア#ファミ通クリアコミックス|ファミ通クリアコミックス]] - [[コミッククリア]]掲載作品
* B's-LOG COMICS - [[B's-LOG COMIC]]掲載作品
* B's-LOVELY COMICS - オリジナルBLアンソロジーB's-LOVEY recottia掲載作品
=== 廃刊したレーベル ===
* アスキーコミックス - [[メディアリーヴス|アスキー]]のレーベル。月刊アスキーコミック、コミックビーム掲載作品
* アスキーコミックス
* アスペクトコミックス - アスキー発行、[[アスペクト (企業)|アスペクト]]発売のレーベル。コミックビーム掲載作品
* ファミ2コミック
* [[ファミ通ブロス#ブロスコミックス|ブロスコミックス]] - アスキー(アスペクト発売)又はエンターブレインのレーベル。ファミ通ブロス掲載作品
* ブロスコミックス
* [[マジキューコミックス]]
== メディアファクトリー ==
* [[MFコミックス]] - 1998年10月創刊。描き下ろし・他社作品の再刊など
** MFコミックス・フラッパーシリーズ - [[コミックフラッパー]]・[[コミックヒストリア]](旧[[コミック三国志マガジン]])掲載作品
** MFコミックス・アライブシリーズ - [[月刊コミックアライブ]]掲載作品
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** MFC キューンシリーズ - [[コミックキューン]]掲載作品
** MFR - [[コンビニコミック]]
* フルールコミックス - BLwebマガジン「COMICフルール」掲載作品
* FLOS comic(フロースコミック) - WEBサイト「FLOScomic」掲載作品
* MFコミックエッセイ - 一般書。
=== 廃刊したMFコミックスのサブレーベル ===
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{{main|MFコミックス}}
== その他 ==
* 角川まんが学習シリーズ - 2015年6月創刊した学習まんがシリーズ。
*KITORA - 一般書。
==== 派生廃止レーベル ====
*ニコニコCA COMICS - [[キャラアニ]]発行の「[[ニコニコ静画]]」のコンテンツを書籍化するコミックレーベル。
== バンダイビジュアル発行 ==
[[バンダイビジュアル]]は[[KADOKAWAグループ]]でなく[[バンダイナムコグループ]]の企業であるが、[[ウェブコミック配信サイト]]『[[Webコミックゲッキン]]』(旧『YOMBAN』)掲載作品の単行本を角川GPより発売していた<ref>[http://www.kadokawa.co.jp/shop/20101029_info.html 《新コミックスレーベル「エモーションコミックス」創刊 12月10日より毎月4アイテムを刊行 角川グループ&バンダイナムコグループ協業開始》]</ref>。