「海賊とよばれた男」の版間の差分

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あらすじ、第二章の『二本』を『日本』に変更した。
38行目:
売るべき商品「石油」がそもそもないという現実に直面した国岡商店は、社員一丸となって新しい仕事を求め、様々な業種に取り組む。鐡造は愛蔵の美術品を手放してでも、金銭を工面した。やがて海軍からの人材を中心にラジオ修理を手掛け、全国の店舗の営業を再開する。しかし、戦前から国内の同業他社と対立し、石油配給統制会社(石統)からも締め出されていた。
 
その石統は、本への石油輸入再開の条件としてGHQから出された、旧海軍の燃料タンクから燃料を浚うという、非常に過酷な仕事を国岡商店にさせる。その後も国岡商店は、販売業者指定案から除外されそうになるが、国岡商店の社員たちが必死になって働く姿が、特にGHQに強い印象を与えたことから、除外は撤回される。販売業者指定を受けた国岡商店は、ようやく石油販売業者として再出発するのだった。
 
;第二章 青春(明治18〜昭和20年)