「ゲンセンカン主人」の版間の差分

あらすじ加筆。
(「概要」節は内容的には「解説」とでも言うべきものなので節名変更。「障子に映る影」の画像は、画像自体およびキャプションが本記事の内容に適うことを示す出典が無いので削除します。「裏の話」節は後ろに移動(作品そのものには含まれない事柄なので)。)
(あらすじ加筆。)
 
『ねじ式』同様、この作品も後年多くの表現者によって引用、[[パロディ]]化が試みられた。また、コマいっぱいに台詞を描く手法は、[[江口寿史]]や[[鴨川つばめ]]などのギャグ漫画家にしばしば引用されている。本作の場合、絵の特異さも勿論だが、[[台詞]]の異常さが際立っている。その原因の一つとして、女主人公であるゲンセンカンのおかみさんが、[[聾唖者]]であるという特殊な設定により、その発する言葉が『ギョホギョホ』『グフグフ』などおよそ会話として成立しない事情が上げられる。そうしたこの作品の持つ特殊性が後の作家たちに絶大な影響を与えた。
 
== あらすじ ==
主人公は温泉地を訪れ、駄菓子屋に立ち寄る<ref name="sb">{{Cite book |和書 |author=つげ義春 |date=2001-02-01 |title=ねじ式 |publisher=小学館 |series=小学館文庫 |page=137-165 |isbn=4-09-192021-7}}</ref>。駄菓子屋の店主は、この温泉地にあるゲンセンカンという旅館の主人である男が、本作の主人公に瓜二つであると述べ、その男がゲンセンカンの主人になったいきさつを主人公に語って聞かせる<ref name="sb" />。それは次のような話である。
 
男は、主人公と同じように駄菓子屋を訪ね、ゲンセンカンに宿泊した<ref name="sb" />。その夜、男がゲンセンカンの浴場に入ると、そこには独身であるゲンセンカンの女将が先に入浴しており、男は女将に対して、暴力的に性交渉を誘う<ref name="sb" />。男の意を察した女将は部屋に男を招き入れる<ref name="sb" />。その後、男はゲンセンカンの主人となった<ref name="sb" />。
 
この話を聞いた主人公は、自身もゲンセンカンに泊まろうとする<ref name="sb" />。
 
== 舞台 ==
457

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