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市内消費経済として、和歌山市中心部に位置し、かつて泉南地方からも購買層を持っていた[[ぶらくり丁商店街]]は、地元老舗百貨店「[[丸正 (百貨店)|丸正]]」が[[自己破産]]となり、[[大丸]]、[[ビブレ]]など集客力の高い店舗が相次いで閉店。さらに、[[大阪都市圏]]への交通網の整備等による[[ストロー効果|ストロー現象]]に加え、市内においては[[総合スーパー|郊外型大型ショッピングセンター]](主に[[オークワ]]系)の相次ぐ出店により、[[郊外化]]など人の流れに大きな変化が起き、いわゆる[[シャッター通り]]と化している。ぶらくり丁には2005年10月、大手量販店[[ドン・キホーテ (企業)|ドン・キホーテ]]を、2007年11月には旧丸正跡地に複合施設「[[フォルテワジマ]]」を開設するなど、市は[[構造改革特別区域法]]を利用して規制緩和、人の流れの回帰に努めている。
 
南部の[[三葛]]と[[紀三井寺]]を中心とする[[ニット]]産業は日本一で、丸編みニットは和歌山県が全国シェアの37%を占める<ref name="asahi201619">{{Cite news
| title = よみがえる紀の国:8 「紀州肌着」で産地広くPR、「信和ニット」
| newspaper = [[朝日新聞]]
| date = 2016-01-09
| author = 平畑玄洋
| publisher = 朝日新聞社
| page = 朝刊 和歌山版
}}</ref>。
 
 
農業、漁業といった第一次産業も盛んであり、農業では稲作のほか、野菜栽培が盛んである。全国屈指の生産量を誇る特産物に[[ショウガ]]がある。中でも新生姜が特産となっており、河西地区、布引地区、小豆島地区で盛んに行われている。ハウス栽培が主流であり、産地ごとに出荷時期をずらし、出荷期間を長くする戦略をとっている。これらは大都市圏に出荷されているほか、近年はジンジャーエール、アイスクリーム、ジャムなどの特産品開発も進んでいる。そのほか、布引ダイコンとして知られるダイコン、ハクサイ、キャベツ、ピーマンなどの生産も盛んに行われている。