「8ミリビデオ」の版間の差分

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== その後の状況 ==
[[1995年]][[9月]]に、より小型で鮮明な[[デジタル]]録画ができる「[[DV (ビデオ規格)|DV]]規格」の小型規格[[(MiniDV)]]を採用したデジタルビデオカメラの第1号機「NV-DJ1」が[[パナソニック|松下電器産業]]から発売され、それ以降、[[VHS-C]]と同様に、8ミリビデオについても、DV規格との世代交代が始まった。初期の頃にはDVテープの入手が困難で、かつデッキやビデオカメラも高価であったためほとんど普及しなかったが、[[2000年]]以降、テープの生産体制が軌道に乗るに連れて8ミリビデオカメラは急速に売れ行きを落とし、多くのメーカーが製造から撤退した<ref>。まだしDV規格として普及したのはカムコーダー用のminiDVであり据え置き型デッキとしての普及を狙った標準DVは一般家庭での[[エアチェック]]用途にはほとんど普及せず、現在では、主に[[業務用]]製品など[[映像編集]]用途に開発された製品で採用されている。家庭用据え置き型ビデオデッキとして、VHS次世代機後継として普及するのは、[[DVDレコーダー]]や[[BDレコーダー]]などの[[光ディスク]]機器が普及する事になる。[[DVD]]や[[Blu-ray Disc|BD]]は、[[DV (ビデオ規格)|DV]]とは異なり、市販されている多くの[[パーソナルコンピュータ|パソコン]]で手軽に扱えるという特徴を持つ。</ref>。またDV規格への移行期において、安価なHi8テープにDV規格で録画可能で旧来の8ミリビデオやHi8で録画したアナログテープも再生可能な[[Digital8]]規格の製品もソニーから発売されたが、短命に終わった
 
DV規格への移行期に、安価なHi8テープにDV規格で録画可能で旧来の8ミリビデオやHi8で録画したアナログテープも再生可能な[[Digital8]]規格の製品もソニーから発売されたものの、短命に終わった。
家庭には個人的な映像が多く保存されていることから、機器の老朽化に伴った買い換え需要に対応するため、携帯型録画再生機の[[ビデオウォークマン]]がDigital8用の2製品について販売が続けられていたが、これも[[2011年]][[9月]]をもって終了し<ref>[http://av.watch.impress.co.jp/docs/news/20110721_462135.html ソニー、8mmビデオカセットレコーダ出荷を9月に終了] AV Watch(2011年7月21日)</ref>、これにより8ミリビデオの[[カムコーダ]]・据え置き型デッキについては、Hi8・Digital8を含め、すべての製品の生産が終了した。ビデオテープ・クリーニングテープについては、まだ入手可能である。
 
家庭には個人的な映像が多く保存されていることから、機器の老朽化に伴った買い換え需要に対応するため、販売が続けられていた、携帯型録画再生機の[[ビデオウォークマン]]Digital8用の2製品について販売が続けられていたがこれも[[2011年]][[9月]]をもって終了し<ref>[http://av.watch.impress.co.jp/docs/news/20110721_462135.html ソニー、8mmビデオカセットレコーダ出荷を9月に終了] AV Watch(2011年7月21日)</ref>、これにより8ミリビデオの[[カムコーダ]]・据え置き型デッキについては、Hi8・Digital8を含め、すべての製品の生産が終了した。ビデオテープ・クリーニングテープについては、まだ入手可能である。
 
== 音声等の記録媒体として ==