「MiG-23 (航空機)」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
Mrmt (会話 | 投稿記録)
m インデント修正
Mrmt (会話 | 投稿記録)
m 句読点修正
125行目:
[[ファイル:Mig-23s.jpg|thumb|250px|MiG-23S]]
; [[MiG-23S (航空機)|MiG-23S]]'''('''{{lang|ru|МиГ-23С}}'''<small>ミーク23エース</small>)
: 前線[[戦闘機]]として開発された初期量産型。所期の高性能[[レーダー]]が間に合わなかったため、当時の[[MiG-21 (航空機)|MiG-21]]に搭載していたのと同じサプフィール21(RP-22)レーダーを搭載していた。このため戦闘能力は限定的で、MiG-23の主兵装となるはずであった中距離[[ミサイル]]も使用できず、赤外線誘導式のK-13(AA-2)AAM(空対空ミサイル)を4発搭載した。ミサイルの誘導装置としては、デーリタNとラズーリSが搭載された。[[エンジン]]は[[ツマンスキー R-27|R-27]]が搭載された。[[1969年]]から[[1970年]]にかけて[[モスクワ]]の[[ズナーミャ・トルダー]]で少数が生産されたのち、主として[[練習機]]として使用された。の1年後には、システムのアップグレードや改善などを行った機体に生産が変更となり、名称が'''MIG-23SM'''に変更となった。NATOのコードネーム'''フロッガーA'''の名称が与えられた。
; [[MiG-23UB (航空機)|MiG-23UB]]('''{{lang|ru|МиГ-23УБ}}'''<small>ミーク23ウベー</small>)
: MiG-23Sをもとに開発された複座の戦闘訓練戦闘機で、転換用高等[[練習機]]としても用いられた。レーダーは装備しないものの、限定的な戦闘能力は有していた。だが、MIG-23ML以降のレーダー誘導を使用する中射程のAAMでの射撃訓練に使用される際には制約が発生するため、レーダー波照射ボットを搭載した。量産機では機体構造は中期型に準じたものに修正され、エンジンは[[ツマンスキー R-29|R-27F2M-300]]となり主翼も張り出しのあるものに変更された。複座型は、他機種におけるのと同様「スパールカ」の愛称で呼ばれた。生産は[[1970年]]から[[1978年]]まで[[イルクーツク]]の[[イルクーツク航空機工場]]で行われた。NATOのコードネームは'''フロッガーC'''