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'''岡倉 古志郎'''(おかくら こしろう、[[1912年]][[5月6日]] - [[2001年]][[4月2日]])は[[日本]]の[[国際政治学]]者、[[経済学]]者。[[日本学術会議]]副会長、[[原水爆禁止日本協議会]]専門委員、[[日本平和委員会]]及び[[日本アジア・アフリカ・ラテンアメリカ連帯委員会]]の各常任理事などを歴任。『茶の本』『東洋の理想』等の著書で知られる日本[[美学]]界の泰斗・[[岡倉天心]]の[[孫]]に当たる。息子に[[岡倉徹志]]がいる。
 
==来歴==
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==著書==
*[[イギリス]][[計画経済]] 』世界計画経済・[[河出書房,]] 1938. 世界計画経済
*『濠洲の社会と経済』([[電通]]出版部、1943年)
*世界労連と日本 』[[世界評論社,]] 1948.
*[[労働組合]]のABC 』[[労働教育協会, 1948.]] 組合ライブラリ 1948
*アメリカの政治体制 世界評論社, 1949.
*国際情勢の見方 労働教育協会, 1949. 組合ライブラリ 1949
*[[東南アジア]]経済論 』[[三笠書房, 1950.]] 経済学全書 1950
*『[[パレスチナ]]物語』([[日本評論社]]、1950年)
*新しいアジア 』[[福村書店, 1951.]] 中学生歴史文庫 世界史 1951
*[[死の商人]] 1951. [[岩波新書]]
*『[[ネール]]首相の秘密』([[弘文堂]]、1951年)
*『日本再軍備』(月曜書房、1952年)
*日本の死の商人 要書房, 1952.
*[[植民地]] 東洋書館, 1953. 社会をみる眼を養うために [[東洋書館]] 1953
*第三勢力 中立と平和 要書房, 1953.
*[[財閥]] かくて戦争はまた作られるか [[光文社]], 1955. カッパ・ブックス、1955
*世界政治学 第1 (世界政治論) 日本評論新社, 1956.
*スキャンダル 税金を食う怪物 光文社, 1957. カッパ・ブックス、1957
*民族 アジア・アラブの十四億人 光文社, 1958. カッパ・ブックス 1958
*国際情勢の見方 1960. [[三一書房]]・三一新書
*アジア・アフリカ問題入門 1962. 岩波新書
*死を売る会社 』[[青春出版社,]] 1966.
*『ベトナム戦争とわたくしたち』([[労働旬報社]]、1966年)
*汚職の政治経済学 労働旬報社, 1967.
*民族解放運動 』[[勁草書房,]] 1967. AA叢書
*'''岡倉古志郎国際政治論集''' 全5巻 勁草書房, 1968-69.
*『植民地主義と民族解放運動』(勁草書房、1974年)
*『非同盟運動』([[大月書店]]、1987年)
*『非同盟研究序説』([[新日本出版社]]、1989年) - 第15回[[野呂栄太郎賞]]受賞<ref>[http://www.jcp.or.jp/akahata/aik2/2003-08-14/20030814_faq.html 野呂栄太郎賞とは?][[2003年]][[8月14日]]付しんぶん赤旗</ref>。
*『祖父岡倉天心』([[中央公論美術出版]]、1999年)
===共編著===
*国際問題用語人名辞典 [[小椋広勝]]共編 1951. [[青木文庫]]
*民族解放統一戦線 アジアの現状分析 [[鈴木正四]]共編. 三一書房, 1953.
*戦争と平和の諸問題 [[杉江栄一]]共著. 三一書房, 1955.
*世界現代史事典 小椋広勝共編. [[合同出版社, 1958.]] 合同新書 1958
*戦後の世界政治 』戦後世界の政治と経済 [[寺本光朗]]共著. 三一書房, 1959. 戦後世界の政治と経済
*新植民地主義 [[蝋山芳郎]]共編著. [[岩波書店,]] 1964.
*キューバからベトナムまで アメリカの侵略工作 [[陸井三郎]]共編 1965. 新日本新書
*たたかうベトナム [[甲斐静馬]],[[坂本徳松]]共著 日本アジア・アフリカ連帯委員会, 1965 AA新書 1965
*ベトナム戦争と労働運動 坂本徳松,陸井三郎,[[吉岡吉典]]共著 労働旬報社, 1966.10.
*民族解放の思想と行動 寺本光朗共著. 労働旬報社, 1966. A・A学習シリーズ 1966
*新植民地主義入門 独立と平和のために [[佐野明]]共著. 平和書房, 1967. 平和新書 1967
*民族解放運動の歴史 [[犬丸義一]]共編著. 労働旬報社 1967. A・A学習シリーズ / アジア・アフリカ研究所 編 1967
*日米安保条約 その解説と資料 [[渡辺洋三]]共編. 労働旬報社, 1968.
*安保・沖縄問題の焦点 [[畑田重夫]],[[長谷川正安]]共編. 労働旬報社, 1969.
*資料沖縄問題 [[牧瀬恒二]]共編. 労働旬報社, 1969.
*アメリカ帝国主義 その侵略と干渉の一世紀 編著 1970. 新日本新書
*沖縄返還協定 真の返還をめざして [[宮崎繁樹]]共編著. 労働旬報社, 1971.
*スパイ大作戦 現代アメリカの謀略 . 1971. 新日本新書
*70年代のアジア. 2.問題編 アジアの焦点 』[[時事通信社,]] 1973.
*民族の基本的権利 長谷川正安共編. [[法律文化社, 1973.]] 現代の人権双書 1973
*チリにおける革命と反革命 寺本光朗共編著. [[大月書店,]] 1975.
*平和の探求 [[丸山益輝]],[[関寛治]]共編. 時事通信社, 1975. 市民の学術双書 1975
*非同盟・中立 [[土生長穂]],[[立木洋]]共著 1977.11. 新日本新書
*アメリカの世界戦略 ニクソンからカーターへ [[唐沢敬]]共著 1979.5. 新日本新書
*[[バンドン会議]]と五〇年代のアジア 編著. 大東文化大学東洋研究所, 1986.3.
 
===翻訳===
*リッデル・ハルト『軍拡下のヨーロッパ リッデル・ハルト 清和書店, 1938.
*岡倉天心『理想の再建 岡倉天心 岡倉一雄共訳編. 河出書房, 1938.
*印度の近代工業 D.H.ブカナン 『印度の近代工業』河出書房, 1943. 東亜研究叢書 1943
*I.C.A.ノールス『イギリス植民地経済史. 第1,2巻 I.C.A.ノールス 栗田書店, 1943-44.
*叛逆 アルバート・E.カーン 『叛逆」[[筑摩書房,]] 1953-54.
*ジョージ・ソール『オートメーション時代 ジョージ・ソール 』[[紀伊国屋書店,]] 1957.
*サンプソン『現代のアフリカ サンプソン 』[[朝日新聞社,]] 1961.
*[[スカルノ]]『わが革命の再発見 [[スカルノ]] 理論社,]] 1962.
*[[D・W・W・コンデ]]『アジアの枢軸 アメリカー日本 D.コンデ 』[[青木書店,]] 1966. 青木現代選書
*ベトナム問題入門 「ベトナム研究」誌編 1967. 新日本新書
*CIA黒書 D.W.W.コンデ 『CIA黒書』[[岩崎昶]]共訳. 労働旬報社, 1968.
*D.W.W.コンデ『アメリカは何をしたか 第1 解放朝鮮の歴史 1945-50(監訳) D.W.コンテ [[太平出版社,]] 1967-1968. 太平選書
*D.W.W.コンデ『アメリカはどこへゆく D.コンデ 監訳. 汐文社, 1969. 解放新書 1969
*D.W.W.コンデ『朝鮮 新しい危機の内幕 D.W.コンデ 監訳. 新時代社, 1969.
*D.W.W.コンデ『現代朝鮮史. 1 (1945-50年 解放朝鮮の歴史) D.W.コンデ 監訳. 太平出版社, 1971.
*非同盟運動基本文献集 [[土生長穂]]共編訳. 新日本出版社, 1979.1.
 
==関連項目==