「オカルト」の版間の差分

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== 概要 ==
{{Lang-la|occulere}} の[[過去分詞]] {{Lang|la|occulta}}(隠されたもの)を[[語源]]とする。[[目]]で見たり、触れて感じたりすることのできないことを意味する。そのような[[知識]]の探求とそれによって得られた知識体系は「[[神秘学|オカルティズム]]」と呼ばれている。ただし、何をもって「オカルト」とするのかについては、[[時代]]や論者の立場等により見解が異なる。
 
オカルティズムはフランス人魔術師[[エリファス・レヴィ]]が能動的な魔術体系を提唱した時に使用した語である<ref name="現代世界宗教事典">吉永進一 執筆 「オカルト」『現代宗教事典』 井上順孝 編、弘文堂、2005年、pp.66-67.</ref>。対して「オカルト」という形容詞が英語圏で一般に使用されるようになったのは、英国の[[神智学協会]]会員の{{仮リンク|アルフレッド・パーシー・シネット|en|Alfred Percy Sinnett}}が1881年に出版した[[神智学]]書『{{仮リンク|オカルトの世界|en|The Occult World}}』(The Occult World)からとされる<ref name="現代世界宗教事典"/>。オカルティズムが比較的限定的に用いられたのに比べて、オカルトは広く用いられた<ref name="現代世界宗教事典"/>。
 
この語は、[[ヨーロッパ]]においては、論敵に[[レッテル]]を貼るために使われてきた[[歴史]]を持つ。特に、[[正統派]]を自認している側から、そうではない側をこの名称で呼ぶことが行われた。ただし、その正統派が誰なのかという点は時代とともに変遷する。
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<!--今日では前述の概念を大幅に広げ[[科学]]、伝統[[宗教]]からはずれた[[疑似科学]]、[[異端]]宗教、民間宗教、宗教的俗説の考え方、知識のこと。-->
 
[[日本]]では、このような知識についての記事が[[学研ホールディングス|学習研究社]]の児童用[[雑誌]]に掲載され好評であったため、そこから[[スピンアウト]]した同社の雑誌『[[ムー (雑誌)|ムー]]』により、人々に広く知られるところとなった。『ムー』は[[オウム真理教]]信者の中に愛読者が多かったことで知られ、宗教学者の[[大田俊寛]]は[[オウム真理教]]も『ムー』が始めた現代オカルトブームから発生したと語る<ref>大田俊寛「[https://synodos.jp/society/8575/3 オウム真理教事件の真の犯人は「思想」だった]」 [[SYNODOS]]</ref>。
<!--また広く使われ[[パチンコ]]・[[パチスロ]]用語や[[麻雀]]用語として用いられる事もある。-->
 
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* [[中沢健]]
* [[中丸薫]]
* [[UMA偽史]]
* [[疑似科学]]
* [[予言]]
* [[超能力]]
* [[オーパーツ]]
* [[超常現象]]
* [[超心理学]]
* [[宗教学]]
* [[神秘学心霊主義]]
* [[精神世界]]
* [[ニューエイジ]]
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* [[占星術]]
* [[UFO]]
* [[未確認動物|UMA]](未確認動物)
* [[UMA]]
* [[中沢新一宇宙人]]
* [[オーパーツ]]
* [[ブラック・サバス]]
* [[ヘヴィ・メタル超古代文明]]
* [[カルト古史古伝]]
* [[ASIOS]]
* [[と学会]]
* occultation [[掩蔽]] (えんぺい)