「阪急500形電車 (2代)」の版間の差分

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=== 能勢電気軌道→能勢電鉄 ===
[[ファイルFile:能勢電鉄Noseden 500型電車 series.jpg|thumb|160px|right|[[妙見口駅]]に停車中の能勢電鉄500型電車。1979年撮影]]
一方、残った506・507・510~530の23両は、先に転入していた320形に続いて[[能勢電鉄|能勢電気軌道]]に貸与されることとなり、1967年10月までに[[平野車庫]]に搬入されて構内に留置された。同社では、同年10月3日付で得た518~523の貸与契約を阪急との間に同年10月24日付で成立させて整備の上運行を開始、最後まで残っていた元P-4・P-5の[[新京阪鉄道P-4形電車|10・20形]]を置き換えるとともに、[[川西能勢口駅]]-[[鶯の森駅]]間の複線化に伴う同年[[12月3日]]のダイヤ改正に伴う輸送力増強に寄与した。引き続いて[[1968年]][[4月1日]]付で524~529を借入し、[[4月24日]]のラッシュ時3連運転開始時には、先に投入されていた518~523ともども編成の前部に320形を連結して運用された。残る11両の借り入れについては、[[1971年]][[4月7日]]からに川西能勢口駅-[[平野駅 (兵庫県)|平野駅]]間において4両編成での運行を開始したことから同年[[5月10日]]付で506・507・510・511・517の5両を借り入れ、[[1972年]][[4月8日]]からは4両運行が全線に拡大されたことから、残る6両についても同年[[9月30日]]付で借り入れを行い、搬入された23両全車が能勢電気軌道での運行を開始した。その後320形同様車籍が阪急にあることで阪急所有車両の平均車齢が上昇することから、阪急から能勢電に対して購入依頼があり、1968年までに貸与された12両については[[1973年]][[3月1日]]付で能勢電気軌道に譲渡され、残る11両も[[1977年]][[6月14日]]付で譲渡された。