「幸色のワンルーム」の版間の差分

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== 概要 ==
2017年2月よりから無料マンガサイト[[pixivコミック]]で不定期で連載が始まり、現在も随時更新されており、2017年6月現在累計閲覧数8,000万という記録を残してい余である。
 
2017年2月22日に1巻が発売されたのちに重版が行われた<ref>{{Cite news|title=【大好評御礼】コミックス1巻、緊急重版決定!!!|publisher=pixivコミック|date=2016-04-08|url=https://comic.pixiv.net/works/3174}}</ref>。またされ同年6月より開催された[[WEBマンガ総選挙]]で3位となった<ref>{{Cite web|url=https://comic.pixiv.net/notices/8|title=「WEBマンガ総選挙」結果発表|publisher=pixiv|accessdate=2018-03-03|date=2017-09-09}}</ref>。
 
元々当初は『世の中いろんな人がいると言う話』というタイトルで[[Twitter]]に投稿されていたが、『幸色のワンルーム』のタイトルでウェブサイト[[pixiv]]にも公開され累計閲覧数6,200万となり書籍化された<ref>{{Cite web|url=https://www.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium&illust_id=59234421|title=幸色のワンルーム①|author=はくり|publisher=pixiv|accessdate=2018-03-03|date=2016-09-30}}</ref><ref>{{Cite web|url=http://hon-hikidashi.jp/enjoy/24548/|title=【幸色のワンルーム】少女と誘拐犯が歪な愛の先に見つけるものとは……|author=ひこなん|publisher=日本出版販売|accessdate=2018-03-03|date=2017-02-22}}</ref>。コミックス版は描き直されているため内容が大幅に違っているが、作者はコミックス版を本筋としている<ref group="comic">漫画3巻 175頁。</ref>。
 
本作について、作者は「恋でも家族愛でも友情でもない、人間同士の幸せ」を表現したいと思い描き始めてから「物語の中でしか成立しない状況」を設定したと語っている。さらに、「『幸』と『お兄さん』というこの2人の人間でしか、成り得ない物語」と述べている<ref group="comic">漫画1巻 175頁。</ref>。
 
2018年3月22日[[テレビドラマ#日本|実写ドラマになることが決定した]]化<ref>{{Cite web|url=https://natalie.mu/comic/news/274619|title=「幸色のワンルーム」実写ドラマ化、誘拐犯と被害者の幸せな日々綴る物語|publisher=コミックナタリー|accessdate=2018-03-22|date=2018年3月22日17時36分}}</ref>。同年7月8日からすることが発表され、[[朝日放送テレビ]]制作によりして7月8日から『[[ドラマL]]』枠にて開始で放送が予定になった(詳細は[[されている。{{Main|#テレビドラマ]]参照)。}}
しかし、「実際に起きた女子中学生の誘拐事件をモデルに肯定的に描いているのではないか」などとする批判もあり、2018年6月18日、テレビ朝日広報部から「改めて精査した結果、総合的な判断として放送を見送ることにした」とし、関東地区での放送中止が発表された。
 
== あらすじ ==
家で両親から日常的な虐待を受け、学校でいじめられ、自殺直前だった14歳の少女は声をかけられた青年に「誘拐」という形でされて保護された。少女と誘拐犯である青年寄り添う形での生活に、二人は強い絆で心を通わせていく、徐々に絆を深めるその生活がなに慣はじめたころ、ると少女は「二人で逃げ切れたら結婚しよう、捕まったら一緒に死のう」と提案し、本格的に「結婚」を前提とし「同居生活」を送ることにな始める。
 
== 登場人物 ==
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; お兄さん
: 本作の主人公の男性。本名は不明。14歳の少女を毎日、人目を盗んで盗撮しストーカー行為をしていた<ref group="comic">漫画1巻 第01話。</ref>。
: 一応は少女を助けるという名目で誘拐する形でして保護し同棲する形となる。誘拐とは名ばかりであり下心は一切無く少女のことを何よりも大切に思っており、両親から与えられた名を捨てるという形で「幸せになってほしい」からとして「幸」という名を彼女に与えている。また、幸から「両親と警察から逃げられたら結婚しよう」と告白されこれを承諾して見捨てないことを心に誓い幸のために生きていくことを約束した。
: 生活風習はかなり規則正しいもので特に料理に関してはかなりの腕前であり、に優れて幸から絶賛されていた。実際のところ何の変哲も無い普通な青年であり、本人自覚が無していなよう様子だが美形である。何枚もの他人の免許証を所持しており、身分を偽って仕事をし働いている<ref group="comic">漫画2巻 119-122頁。</ref>。
; 幸(さち)
: 声 - [[水瀬いのり]](テレビCM)<ref>[https://www.youtube.com/watch?v=ixG3Z9wOmXE ガンガンpixiv「幸色のワンルーム」②巻CM] - YouTube</ref>
: 本作のヒロイン本名は不明だが、お兄さんに「幸」という前をつてもおり、自ら名乗っている<ref group="comic">漫画1巻 37-39頁。</ref>。
: 両親から虐待を受けて学校でいじめに遭いられ、心身ともに弱りきっているところをお兄さんに話しかけられ、誘拐という形でされて保護された。自分を虐待やいじめから救ってくれたお兄さんを何よりも信頼し心のどころして認識している。お兄さんの優しさに触れ、結婚約束までするほど強信頼を寄せるまで彼を信じており、お互い離れないことを約束した<ref group="comic">漫画1巻 9頁。</ref>。
: お兄さんに保護される直前まで両親から虐待されを受けいたため、体に幾多色んな箇所に傷痕がある<ref group="comic">漫画1巻 8頁など。</ref>。またがあり、痛覚や常識性が欠落している。
 
=== 主要人物の家族 ===
; お兄さんの保護者
: 男性。厳しくもありお兄さんに対して優しい人<ref group="comic">漫画1巻 78-79頁。</ref>だが、すでに亡くなっ他界している。
; 幸の母
: 幸を日ごろから虐待していた。幸への食事は真っ当にきちんと与えずに捨ててへ投げ与えていた<ref group="comic">漫画1巻 31頁。</ref>。
: 虐待しているものの、世間体を気にしており、早くから捜索を警察への捜索届け出したり探偵に依頼までしている。
; 幸の父
: 妻(幸の母)同様、幸を日ごろから虐待していた。酒に溺れており、酒瓶で幸を殴るなどの暴力を振るっていた。
 
=== その他 ===
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|特記事項 =
}}
[[朝日放送テレビ]](ABCテレビ)にて、[[2018年]][[7月8日]]から放送開始予定の[[テレビドラマ]]である。<!--左記2局以外の[[オールニッポン・ニュースネットワーク|テレビ朝日系列局]]の一部でも[[遅れネット]]予定。-->『'''[[ドラマL]]'''』<ref>通常編成時は日曜23時35分 - 翌0時05分。</ref>の第2弾作品<ref name="natalie20180529">[https://natalie.mu/eiga/news/284095 山田杏奈と上杉柊平が“被害者と誘拐犯”に、実写ドラマ「幸色のワンルーム」出演] 映画ナタリー 2018年5月29日発行、同日閲覧。</ref><ref>[https://thetv.jp/news/detail/148384/ 山田杏奈、「幸色のワンルーム」実写化でドラマ初主演! 上杉柊平共演で“被害者”と“誘拐犯”のいびつな共同生活描く],ザテレビジョン,2018年5月29日</ref>。
 
幸役は本作がドラマ初主演となる[[山田杏奈]]が起用されており、山田は幸を演じるに当たって「お芝居で意識しているのは幸の二面性。表面のすごく明るいところと、闇を抱えた本心のところというのを意識して演じ分けているので、そこを見ていただけると嬉しい」とコメント<ref name="natalie20180529" />、お兄さん役の[[上杉柊平]]は本作出演に当たって人生で初めて髪を染めたと明かすとともに、「みどころは幸とお兄さんの関係そのものです。シーンが進むごとにその関係が変わっていく。家族だったり恋人だったりではない、年齢の上下も関係ない、そんな中で人と人との関係が動いていく様は、僕自身、興味深いと思っています」と語っている<ref name="natalie20180529" />。
 
なお、当初予定で制作局の系列キー局[[テレビ朝日]]でも通常編成時には制作局より同日先行ネット配信を予定していたが、番組開始前に番ネット取りやめを決定した<ref name{{要出典|date="asahi"/>2018年6月}}また、6月18日にテレビ朝日は、「幸色のワンルーム」の放送取りやめを決めたと広報部が告知した。原作は実際の誘拐事件を肯定的に描いているのではないか、ドラマ化すれば被害者を中傷して誘拐を肯定しかねない、と様々な意見が寄せられて議論が噴出し「改めて精査した結果、総合的な判断として放送を見送ることにした」。朝日放送テレビ広報部は「(原作は)実際の事件をモデルにしたり、事件からモチーフを得たりしたものではないと認識」しており関西地区では予定通り7月8日から放送する<ref name="asahi">{{Cite news|title=「誘拐肯定では」指摘受けたドラマ テレ朝放送取りやめ|newspaper=朝日新聞|date=2018-06-18|author=湊彬子|url=https://www.asahi.com/articles/ASL6L53Y0L6LUCLV00M.html|accessdate=2018-06-18|location=東京|publisher=[[朝日新聞社]]|language=ja}}</ref>。
 
=== 出演 ===