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'''ヤムチャ'''は、[[鳥山明]]の漫画『[[ドラゴンボール]]』およびそれを原作とするアニメに登場する架空の人物。アニメでの[[声優]]は[[古谷徹]]。『[[DRAGONBALL EVOLUTION]]』での配役はパク・ジュンヒョン、吹き替えは[[江川央生]]。
 
原作での初登場は其之七「ヤムチャとプーアル」、アニメでは『[[ドラゴンボール (アニメ)|ドラゴンボール]]』第5話「つよくて悪い砂漠のヤムチャ」。
 
== 概説 ==
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荒野の大悪党「ハイエナヤムチャ」として[[プーアル]]と共に砂漠を駆け回っていた[[盗賊]]。[[孫悟空 (ドラゴンボール)|孫悟空]]の話を盗み聞きしたことで[[ドラゴンボール (架空の道具)|ドラゴンボール]]の存在を知り、それに願って女性の前であがる癖を克服するため<ref group="注">これを聞いたプーアルは「“天下を取る”とか“大金をもらう”とか願った方が良いのでは」と進言したが、ヤムチャは天下には興味がなく、盗めば手に入る金よりあがり症の克服を優先した。</ref>、悟空たちを騙し冒険に加わる。旅の過程の中で女性が苦手という弱点を自然に克服した。
 
初登場時から実力は高いが、初戦で未知の強豪と当たり、相手の強さを読者に見せつける形で負けるパターンが多い。そのために勝利シーンは少ない(アニメでは後述の通り、何度か相手に勝利する場面が追加されている)。その後も神殿などで厳しい修行をしたが、あまりにも悟空たちとの実力の差が開いたため、セルゲーム以降は武道家を引退<ref name="daizen2">渡辺彰則編「PERSONAL HISTORY」『ドラゴンボール大全集 2巻』集英社、1995年8月9日、ISBN 4-08-782752-6、129頁。</ref>。第25回[[天下一武道会]]には、同じく武道家を引退していた[[クリリン]]も参加を決意する中、「出ても恥をかくだけ」と消極的な態度で出場を辞退していた<ref>鳥山明「其之四百三十 ドラゴンチーム集合!!」『DRAGON BALL 第36巻』集英社〈ジャンプ・コミックス〉、1993年11月9日、ISBN 4-08-851495-5、138頁。</ref>。
 
作品の最初期より、長らくブルマと喧嘩しながらも交際していた。ブルマいわくヤムチャの浮気癖で破局したらしいがヤムチャの浮気や破局の具体的な描写はなく、モテることと喧嘩が多いことしか言及されていない。突然の破局でアニメの声優陣はショックを受けた<ref name="tenkaichi" />。
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魔人ブウ編では第25回天下一武道会に出場したクリリンを心配するマーロンに対し、「クリリンは世界で一番強いから大丈夫だ」とフォロー(その後、「地球人の中では」とこっそり付け足した)<ref>鳥山明「其之四百三十九 クリリンそしてピッコロの闘い」『DRAGON BALL 第37巻』集英社〈ジャンプ・コミックス〉、1994年4月9日、ISBN 4-08-851496-3、95頁。</ref>。アニメでは[[ビーデル]]とスポポビッチの試合で酷い場面になると、マーロンの目を手で覆って見えないようにしたりと気遣っていた。
 
我流と亀仙流の硬軟のスタイルでのスピードと技の切れを身上した戦法を得意とし、第23回天下一武道会においてシェン(神様)からは「素晴らしい才能を持っている」<ref name="orusu">鳥山明「其之百七十四 ヤムチャ対シェン」『DRAGON BALL 第15巻』集英社〈ジャンプ・コミックス〉、1988年12月15日、ISBN 4-08-851612-5、89・91頁。</ref>、一時は神様を脅かした繰気弾を「実に良い技<ref name=syen>鳥山明「其之百七十五 シェン」『DRAGON BALL 第15巻』93-105頁。</ref>」と高評価を受ける反面、我流ゆえに「足元がお留守<ref name=syen/>」、「無駄な動きが多い<ref name=syen/>」など荒削りなところや油断してしまう点について忠告を受けている。
 
鳥山明は料理が一番上手なキャラクターとして牛魔王と共にヤムチャを挙げている」<ref>[[Vジャンプ]]編集部編「鳥山明に聞いてみた!2013 CHARACTER編」『ドラゴンボール超全集 1巻』集英社、2013年2月10日、ISBN 978-4-08-782496-4、28頁。</ref>。
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== 劇場版 ==
アニメ『ドラゴンボール』の劇場版では全3作すべてに登場。原作・アニメ序盤のドラゴンボール集めを焼き直した劇場版第1作『[[ドラゴンボール 神龍の伝説|神龍の伝説]]』では原作同様「ハイエナヤムチャ」が通り名となっており、当時は大悪党だった模様。女性に敗れたり、色仕掛けに敗れたりする(第3作目の『[[ドラゴンボール 摩訶不思議大冒険|摩訶不思議大冒険]]』ではボラに敗れている)など、あまり活躍の機会はなく仲間らはもちろん原作ファったが悟空やクリリからとと害虫扱いされた。その後修行をおこない身勝手の極意を習得し栽培マンリベンジを果たし戦った。
 
劇場版6作目『[[ドラゴンボールZ 地球まるごと超決戦|地球まるごと超決戦]]』では、ターレス軍団が地表に穴を開けるための爆発により15年ローンかけて購入した飛行機が破壊される。その後、ターレス軍団の一人カカオと闘って敗れるが、元気玉を作る悟空の時間稼ぎのため、ピッコロらと共にターレスに立ち向かい、全員敗北するが元気玉を完成させた。なお本作では背中のマークが界王の道着を着用している。最後は悟空たちとキャンプを楽しんだ。
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;サイヤ人襲来前:177<ref>鳥山明「其之二百九 それぞれの1年間」『DRAGON BALL 第18巻』67頁。</ref><ref group="注">アニメでは計測されず。</ref>
:ブルマの計測したスカウターの数値より。
;サイヤ人戦:1480<ref>後藤広喜編「創刊21周年記念奇蹟イベント2 究極戦士大集合!!カード」『週刊少年ジャンプ 1989年31号』集英社、平成元年7月17日、雑誌29933-7/17、6-8頁。</ref><ref name="dz7">渡辺彰則編「孫悟空戦闘力成長の軌跡」『DRAGON BALL大全集7』集英社、1996年2月25日、ISBN 4-08-782757-7、83頁。</ref><ref>Vジャンプ編集部編「DRAGON BALL SECRET FILE 週刊少年ジャンプ なつかしの特集ページ」『30th Anniversary ドラゴンボール超史集』集英社(愛蔵版コミックス)、平成28年(2016年)1月26日、ISBN 978-4-08-792505-0、52頁。</ref>
:仲間と共に神様の下で修行し戦闘力が上昇。