「朝鮮語」の版間の差分

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漢字語は[[名詞]]、[[動詞]]、[[形容詞]]に見られる。名詞はそのまま取り込まれたが、動詞、形容詞は朝鮮語の活用体系に合わせるため、{{lang|ko|-하다}}{{ipa|hada}}を付けて取り込まれた。これは日本語におけるサ変動詞、形容動詞がそれぞれ語幹に「~する」、「〜だ・な」を付けて活用するのと同じである。
 
漢字の読音は日本語の場合とは異なり、1字に対してほぼ1つに統一されている。稀に1つの漢字が複数の音を持つ場合があるが、それは日本語の[[漢音]]・[[呉音]]のように複数の時代の中国音を反映しているのではなく、中国語における一字多音を反映していることが多い<ref>なお、例外的な場合として、一部の熟語でのみ異なる発音になるもの(例: 識の通常の発音は식であるが、熟語「標識」においては지と発音される。)や姓に用いられる場合にのみ異なる発音になるもの(金の通常の発音は금であるが、姓「金」においては김と発音される。)</ref>。たとえば、悪には{{lang|ko|악}}{{ipa|ak}}と{{lang|ko|오}}{{ipa|o}}の2つの読音があるが、{{lang|ko|악}}{{ipa|ak}}は「悪い」という意味であり、{{lang|ko|오}}{{ipa|o}}は「憎む」という意味であり、もともと中国語において存在した区別を反映している。なおこの場合、日本語ではアク・オ、[[普通話]]では è ・ wù に、それぞれ対応する。
 
三層目は(漢字語以外の)外来語である。韓国においては[[英語]]、北朝鮮においては[[ロシア語]]が主な輸入源となった。外来語を取り込む方法は漢字語に準ずる(名詞はそのまま、動詞、形容詞は{{lang|ko|하다}}を付ける)。