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天文館では、九州新幹線の全線開業を見据えて、各所で[[再開発]]事業、貸ビルの建て替え、[[不動産流動化]]等が段階的に実施されており、[[リサイジング]]・店舗入れ替え・[[業態]]転換などが見受けられる。主なものとしては、[[山形屋]]の3号館増床の正式発表(その後、無期延期発表)やいづろドーム跡の再開発ビル建設、中央資本による新規[[ビジネスホテル]]の建設等があり、[[業種]]や[[業態]]によって好不況が分かれている。また近年では、中央の不動産会社による投機目的を含めた不動産取引も活発になってきている。
 
また、天文館の「中央地区商店街振興組合連合会(中振連)」や商店主は、ここ数年、手弁当でイベントを開催するなど地道な努力を行ってきており、[[2007年]]には中振連が中心となり、加盟する各商店会や非加盟の商店会(G3アーケードや歓楽街の通り会)、更には天文館の[[百貨店]]、大型商業施設を巻き込んだ「We Love 天文館協議会」が立ち上げられている。これは、それまで利害関係や諸般の事情により天文館全体での[[地域活性化]]に向けた取り組みが実現することはなかったが、[[イオン]]が県内最大の大型商業施設を開業するという危機感の共有が契機となってようやく実現したものである。設立当時の主な活動としては、加盟商店会の[[アーケード]]や通り沿い、店舗内や[[百貨店]]などに共通の[[ロゴマーク]]が入った[[幟]]・[[垂れ幕]]・[[シール|ステッカー]]を掲示することや、[[山形屋]]、[[三越]]鹿児島店を巻き込んだ協賛セールの開催などであったが、協議会設置の先頭に立ってきた三越鹿児島店が閉店することで、協議会としては出鼻を挫かれた格好となった。
 
一方、[[三越]]鹿児島店閉店から約1年後の[[2010年]][[4月28日]]、跡地に[[テナント]]型商業施設「[[マルヤガーデンズ]]」が開業した。大手[[書店]]の[[ジュンク堂書店]]鹿児島店(約1,300坪)や[[ミニシアター]]など76のテナントを擁し、天文館復活への期待を高めている。また、かつてのライバルであった[[山形屋]]もオープン歓迎の垂れ幕を掲げるなど、天文館復活に向けて共に手を取り合う姿勢が明確になってきている。更に、[[2012年]][[5月3日]]には、「We Love 天文館協議会」が中心となって建設、運営するシネコン「天文館シネマパラダイス」が開業するなど、天文館復活への取り組みが進められているが、入場者数の伸び悩みなど問題点も露呈しはじめている<ref>[http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/308970 天文館シネマ集客苦戦 開業1ヵ月半、目標の5割] 西日本新聞2012年6月22日付</ref>。