「タンタンの冒険」の版間の差分

『'''タンタンの冒険'''』（タンタンのぼうけん、{{lang-fr-short|''Les Aventures de Tintin''}}）は、[[ベルギー]]の漫画家・[[エルジェ]]によって描かれたの[[漫画]]（[[バンド・デシネ]]）。主人公の少年記者[[#タンタン|タンタン]]と相棒の白い犬[[#スノーウィ|スノーウィ]]<ref>原作のフランス語版では「ミルゥ（Milou）」。</ref>が世界中を旅行し、事件に巻き込まれる。

原作は[[フランス語]]だが、80か国語以上に翻訳され、世界中で親しまれている。シリーズの全世界での発行部数は3億5,000万部以上になる。

日本語版は、[[1968年]]に[[主婦の友社]]から『ぼうけんタンタン』（[[阪田寛夫|さかたひろお]]訳）の邦題で3冊が出版された。このシリーズは、保護者が子供たちに買い与えるものと位置付けられており、当時流行していた漫画に対抗する意味合いで企画されたがほとんど注目されなかった。[[1983年]]以後は[[福音館書店]]から『タンタンの冒険旅行』シリーズ（[[川口恵子 (翻訳家)|川口恵子]]訳）として全24冊が日本語に訳された。福音館書店は、2011年4月のシリーズリニューアルにともない、邦題を『タンタンの冒険』に改めた<ref>{{Cite web |url=http://www.fukuinkan.co.jp/ninkimono/tintin/lineup.html |title=福音館書店｜タンタンの冒険ラインナップ |accessdate=2013-08-02 |author=福音館書店 <!--|archivedate=2013-08-02 |archiveurl=http://megalodon.jp/2013-0802-0115-50/www.fukuinkan.co.jp/ninkimono/tintin/lineup.html-->}}</ref>。