「UNIV国際大学生会議」の版間の差分

 
== 目的 ==
世界の150校以上の[[大学]]から3千人余りの学生が[[ローマ]]に集い、西洋文化・歴史・美術などに触れながら、現代社会における大学の役割や教育システムを考えて語り合うことが'''UNIV'''の目的である。また、'''UNIV''' は[[聖週間]]と呼ばれる[[キリスト教]]暦で最も重要な期間と重なるため、参加者は[[ローマ教皇]]との謁見や[[ミサ]]、そして[[復活祭]](イースター)の諸行事に参加することができる。参加対象は男女高校生・大学生(学部生および大学院生)・青年社会人であり、宗教や国籍は問わない。また、[[ローマ]]や[[バチカン|バチカン市国]]の様々な歴史遺産や美術作品を通して、[[西洋美術史]]・[[西洋史]]・[[キリスト教の歴史]]などに触れることができる。 
 
'''UNIV'''という名には、「[[大学]](<u>univ</u>ersity)」という意味だけではなく、「[[普遍性]](<u>univ</u>ersality)」という意味も込められている。広い心と普遍的な精神を身につけた人々にこそ、社会に貢献できる、ということである。英語名は、男子学生向けの集いが「'''UNIV Forum'''」、女子学生向けのイベントが「'''UNIV Congress'''」であるが、日本語の正式名称はいずれも「'''UNIV国際大学生会議'''」となっている。
 
2018年春に、'''UNIV'''の50周年に祭して、[[フランシスコ (ローマ教皇)|教皇フランシスコ]]が'''UNIV'''の若者たちに宛てた手紙には'''UNIV'''の目的が要約されている:「神と[[カトリック教会|教会]]と[[教皇]]への愛に動かされて再び皆さんは永遠の都[=ローマ]にやって来られました。こうして、多様な文化と経験を持ちながらも、幸福と充実と寛大な献身への同じ望みに動かされている他の若者たちと共に、[[聖週間]]中に[[キリスト]]と出会い、信仰と皆さんの志を成熟させるための絶好のチャンスが与えられます」<ref>{{Cite news|title=教皇フランシスコからUNIVに参加する若者たちへの手紙|url=http://opusdei.org/ja-jp/article/francisco-wakamono-univ/|accessdate=2018-04-07|language=ja}}</ref>。毎年、'''UNIV'''を代表する数名の学生が一対一で[[ローマ教皇]]に挨拶することができる
 
参加対象は男女高校生・大学生(学部生および大学院生)・青年社会人、または教員のような大学関係者であり、宗教や国籍は問わない。毎年、'''UNIV'''を代表する数名の学生が一対一で[[ローマ教皇]]に挨拶することができる。
== 発足  ==
 
== 歴史・発足  ==
[[ファイル:San Josemaría.jpeg|サムネイル|295x295ピクセル|UNIVを始めた[[ホセマリア・エスクリバー|聖ホセマリア・エスクリバー]](1902年 - 1975年)]]
[[ホセマリア・エスクリバー|聖ホセマリア・エスクリバー]]は、自らの信仰を深めると同時に、異文化から学べるカトリック(ギリシア語では「 <span lang="el" dir="ltr">καθολικός</span>/katolikos/カトリック」は「普遍的」という意)な心を培うために、そして[[カトリック教会|教会]]と[[教皇|ローマ教皇]]への愛を示すために、全てのキリスト者が「videre Petrum」([[ラテン語|羅語]]:ペトロ[=[[教皇]]]に会うために、キリスト教の中心地である[[ローマ]]で[[聖週間]]を過ごすことを多くの若者に勧めたのである。
 
また[[1960年代]]という時代は、[[学生運動|世界中の学生]]が社会変革を目的とし、政府や社会に対する批判・懐疑を公に見せ始め、学生の力が世界的な高揚を見せた時期である。しかし、様々な社会問題を解決するためには、暴力よりも、相互理解やダイアログのみが真の発展や平和をもたらすため、'''UNIV'''は多数の国・文化から集う学生たちの意見交換の場として始まったのである<ref>{{Cite web|url=http://univforum.org/en/history|title=History {{!}} Univforum|accessdate=2018-04-07|website=univforum.org|language=en}}</ref>。
 
== 歴代教皇とUNIV ==
[[パウロ6世 (ローマ教皇)|福者パウロ6世]]や[[ヨハネ・パウロ2世 (ローマ教皇)|聖ヨハネ・パウロ2世]]をはじめ、近年の教皇たち[[ベネディクト16世 (ローマ教皇)|ベネディクト16世]]と教皇[[フランシスコ (ローマ教皇)|フランシスコ]]を含め、歴代教皇が'''UNIV'''参加者のために特別謁見を行ったり、演説の中で彼らに向けた言葉を残している<ref>{{Cite web|url=http://univforum.org/en/rome-and-univ/transcriptions-addresses-given-holy-father-participants-univ|title=Transcriptions of the Addresses Given by Holy Father to the Participants of Univ {{!}} Univforum|accessdate=2018-04-07|website=univforum.org|language=en}}</ref>:<blockquote>''"You can be as leaven in the mass, those who are able to change even the great metropolises, the great cities, the great intellectual centers. You can bring a better future because within human realities everything is accomplished through the person, and it is the person who accomplishes it. Of course if the person is carried by the power of God, in the grace of God, if he walks with Him, he or she is then capable of changing the world. '''<u>Let the final word of this UNIV be this wish: that you better this world</u>'''."''([[ヨハネ・パウロ2世 (ローマ教皇)|教皇聖ヨハネ・パウロ2世]]、UNIV 1982年)</blockquote>
 
== 脚注 ==
 
== 外部リンク ==
 
* (男子学生向け)[http://univforum.org/en UNIV Forum]
* (女子学生向け)[http://www.univcongress.info/en UNIV Congress]
* (女子学生向け)[http://www.incontroromano.it Incontro Romano]
* (男子学生向け)[http://univforum.org/en UNIV Forum]
*  [http://www.shimogamo.org/ 下鴨アカデミー・女子学生会館]:日本における窓口(女子)
*  [https://ja-jp.facebook.com/seidocc/ セイドー文化センター・国際男子学生会館]:日本における窓口(男子)
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