「サッカーセルビア・モンテネグロ代表」の版間の差分

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2016年5月にUEFAおよびFIFAへの正式加盟が承認された。ロシアワールドカップの予選抽選はすでに終了していたが、予選参加を認められエントリーされた。
 
== 歴史 ==
1992年6月からセルビアとモンテネグロからなるユーゴスラビア代表は[[国際連合]]の決議に従った[[国際サッカー連盟]]と[[欧州サッカー連盟]]から国際試合からの締め出しを受け、一切の国際試合の機会を喪失した。ユーゴスラビア代表が国際試合の場に復帰するのは、1994年も押し迫った12月23日の[[サッカーブラジル代表|ブラジル]]戦からである。
 
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2002年ワールドカップ、2004年の欧州選手権の出場は逃したが、2006年ワールドカップの欧州予選はスペイン、[[サッカーボスニア・ヘルツェゴビナ代表|ボスニア・ヘルツェゴビナ]]、[[サッカーベルギー代表|ベルギー]]等と同組のグループを1位で通過2大会ぶりの本大会出場を決めた。欧州予選では10試合での総失点を1に押さえ、守備力の高さが際立っていた。
 
2006年の[[2006 FIFAワールドカップ|ワールドカップドイツ大会]]直前の、[[5月21日]]にモンテネグロの独立の可否を問う国民投票が成立し、[[欧州連合]]が設定した独立を認める基準を達成した。さらにワールドカップ開幕まで1週間をきった[[6月3日]]には[[モンテネグロ]]が独立を宣言した。この独立をセルビアが平和的に承認、EUも国際承認を行ったためモンテネグロの独立が確定した。ただしドイツ大会には既に「セルビア・モンテネグロ代表」でエントリしてしまっていたため、既に存在しない国家「「セルビア・モンテネグロ代表」として出場する事になった。また、前回出場した98年大会では「ユーゴスラビア代表」でエントリしたため「セルビア・モンテネグロ代表」とう名前で本大会に出場するのは、2006年のドイツ大会が最初で最後の大会となった。
 
本大会のグループリーグでは初戦で、ユーゴスラビア代表が最後のインターナショナルマッチを行った[[サッカーオランダ代表|オランダ]]、続いて90年ワールドカップでPKの末敗れた相手[[サッカーアルゼンチン代表|アルゼンチン]]と対戦する事になった。本大会では欧州予選を戦ったディフェンスラインを組めなかったことも影響したとはいえ、鉄壁なハズはずの守備陣が大崩壊。初戦のオランダ戦は[[アリエン・ロッベン|ロッベン]]一人に振り回される格好となり、0-1で敗北。(決勝点はロッベンに決められた)次いで2戦目となるアルゼンチン戦では0-6と内容でも終始圧倒される形で大差で敗れ去った。最終戦の[[サッカーコートジボワール代表|コートジボワール]]戦はセルビア・モンテネグロとして最後の試合になったが、前半20分までに2-0とリードしたもの、その後3点奪われ逆転負け。セルビア・モンテネグロと言う名前での最初で最後の大会は3戦全敗でグループリーグ敗退とう結果に終わった。
 
==ワールドカップの成績==