「唯物史観」の版間の差分

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== 唯物史観の定式 ==
マルクスは『[[経済学批判]]』の序言で唯物史観を定式化し、これを自らの「導きの糸」と呼んでおり、その内容は以下である。{{要出典|範囲=出典にある書籍に該当文章見当たらず|date=2018年7月}}
{{quotation|人間は、その生活の社会的生産において、一定の、必然的な、かれらの意思から独立した諸関係を、つまりかれらの物質的生産諸力の一定の発生段階に対応する生産諸関係を、とりむすぶ。この生産諸関係の総体は社会の[[経済]]的機構を形づくっており、これが[[現実]]の土台となって、そのうえに、[[法律]]的、[[政治]]的上部構造がそびえたち、また、一定の社会的意識諸形態は、この現実の土台に対応している。物質的生活の生産様式は、社会的、政治的、[[精神]]的生活諸過程一般を制約する。人間の[[意識]]がその存在を規定するのではなくて、逆に、人間の社会的存在がその意識を規定するのである。