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概要
伊達市梁川町中心市街地を流れる一級水系阿武隈川水系広瀬川に架かり、国道349号を通す。南詰は梁川町本町、北詰は梁川町右城町に位置する。現在掛かる橋は1992年に竣工した鋼鈑桁橋であり、橋上は上下対向2車線で供用されており、上下線両方向に歩道が設置されている。1994年8月11日、周辺の拡幅整備を含む広瀬橋工区として全長440mの区間が完成供用され[3]、広瀬大通りの愛称がつけられている。歩道上には梁川町出身の芸術家、太田亮平作の裸婦像が設置されている。
沿革
- 当地には江戸時代より橋梁が架設されていたが、架橋と流出を度々繰り返していた[4][5]。
- 1901年(または1898年)8月2日 - ハウトラス橋として架橋。1909年8月流出[6]。
- 1911年11月 - ボウストリングトラス橋+鈑桁橋として架橋。上部工施工は横川橋梁[7]。
- 1933年11月 - 5径間RCT桁橋として架橋。全長50.9m[8]。
- 1960年10月10日 - 橋梁拡幅工事が竣工し開通[9]。
- 1986年8月5日 - 8.5水害により橋梁周辺部の市街地一体が浸水、甚大な被害となる。これにより広瀬川の河川改修が行われることになる。
- 1994年8月11日 - 周辺区間の改良とともに完成供用。
周辺
広瀬大橋
広瀬大橋(ひろせおおはし)(仮称)は、広瀬橋のある国道349号現道の梁川市街地区間のバイパス路線である国道349号梁川バイパスが広瀬川を渡る橋梁である。
- 全長…320.1m
- 主径間…44.0m
- 幅員…14.5m(車道部7.5m、歩道部3.5m×2)
- 形式…8径間鋼連続鈑桁橋[10]
梁川町市街地の北西で広瀬川を渡り、南詰は梁川町下河原、北詰は梁川町西塩野川に位置する。2017年度の開通を見込んでいたが予算の問題や、河川管理者である国土交通省との協議の遅れにより、2018年4月現在、橋台設置等の下部工工事が行われている状態である。南詰付近まで梁川バイパスが暫定開通しており、市道によって広瀬橋南詰付近に連絡されている。
脚注
- ^ 橋梁年鑑 広瀬橋 - 日本橋梁建設協会
- ^ 平成28年度橋梁点検結果 - 福島県土木部
- ^ 福島県土木行政の歩み - 福島県建設技術協会
- ^ 広瀬橋1719-7- - 土木学会附属土木図書館
- ^ 広瀬橋1816- - 土木学会附属土木図書館
- ^ 広瀬橋1901-8-2(1898?) - 土木学会附属土木図書館
- ^ 広瀬橋1911-11 - 土木学会附属土木図書館
- ^ 広瀬橋1933-11 - 土木学会附属土木図書館
- ^ 梁川町郷土史年表 - 福島県教育委員会
- ^ 主要事業の概要(道路課) - 福島県県北建設事務所