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宗谷岬 (会話 | 投稿記録)
→‎バーチャルリールとステッピングモーター: 「テルナエス」は個人名であって社名ではない。
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===バーチャルリールとステッピングモーター===
バーチャルリールとは、1982年に米国ネバダ州[[リノ (ネバダ州)|リノ]]在住インゲ・S・テルネーズ社ナエス<ref>{{lang-en-short|Inge S. Telnaes}}({{lang|eN|Telnaus}}と記述する資料もある</ref>により特許申請され、1984年に認可された、リールマシンに関する技術理論である。これは、マシンの稼動から得られる利益を減らすことなく、より高額のジャックポットを容易に提供できるマシンを作ることを目的とするもので、その手段として、従来は機械的な動作で得ていたゲームの結果を、[[コンピュータ]]で電子的に得るようにしようというものである(詳細は後述「動作原理」参照)。前出のバーリー社は、1980年にこの理論を応用した初めてのリールマシン「E-1000」シリーズを発表している。
 
1985年、日本のユニバーサル社(現'''[[ユニバーサルエンターテインメント]]''')は、バーチャルリールを実現する目的で、二人の米国人開発者によってリール機構にコンピュータ制御された[[ステッピングモーター]]が採用されたリールマシンを、ラスベガスに初めて投入した。バーチャルリールとステッピングモーターの組合せは他社製品にも瞬く間に広まり、現代のリールマシンの必須要件となった。これは30年以上経過した現在も変わっていない。