「アルハンブラ宮殿」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
m編集の要約なし
m編集の要約なし
36行目:
建築の材料には、レンガ、[[木材]]、練土などのもろいものが多く、彫刻を施した石材などは最低限しか使用されていない。アルハンブラ宮殿の中心は、いくつかの建造物に囲まれた中庭(パティオ)におかれ、他の[[イスラーム建築]]の例に倣っている。
 
建物は白を基調としているが、アルハンブラとは[[アラビア語]]で「'''赤い'''城塞」を意味するアル=カルア・'''アル=ハムラー''' ({{lang|ar|القلعة الحمراء}}, {{unicode|al-qal‘ah al-ḥamrā'}}) と呼ばれていたものが、[[スペイン語]]において転訛したものである<ref>{{Cite book|和書 |author = 新建築社 |year = 2008 |title = NHK 夢の美術館 世界の名建築100選 |publisher = [[新建築社]] |page = 140 |isbn = 978-4-7869-0219-2}}</ref>。この名称の由来については、城塞周辺の土地の土壌が赤いため、あるいは建築に使われた[[煉瓦]]の色であるとか、宮殿が赤い[[漆喰]]で覆われていたからなど諸説あるが、{{要出典範囲|[[イブン・アルハティブ]]は、アルハンブラ宮殿増築の時、夜を通してかがり火を燃やして工事したためグラナダ平野から見上げた宮殿は赤く染まって見えたことからこのように呼ばれたという説を唱え、これが一般的な説として通用している。|date=2014年1月}}スペイン語表記ではAlhambraと綴る。
 
== 歴史 ==