「メキシコ湾岸油田」の版間の差分

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==地理==
主に[[テキサス州]]、[[ルイジアナ州]]、[[ミシシッピ州]]、[[アラバマ州]]の沿岸付近、及び沖合に展開する[[海底油田]]を指す。周辺都市としては、[[ヒューストン]]、[[ダラス]]([[石油化学]]が発展したのはこのため)、[[ニューオーリンズ]]等が挙げられる。

近年では、生産の中心域は徐々に沖合にシフトしつつあり、沿岸から数百キロ離れた鉱区でも生産が行われている。
 
==歴史==
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===大深度開発===
[[2007年]]現在、最深の掘削リグは、[[エクソンモービル]]社の水深8,600フィート(約2,580メートル)のものであるが、10,000フィートを超える掘削リグの設置計画を持つ社も存在する。

急速に展開が進められた大深度の油田開発は、新型の浮遊式[[石油プラットフォーム|プラットフォーム]]や半潜水型プラットフォーム、[[パイプライン輸送|パイプライン]]敷設など生産施設の分野で画期的な技術革新を促しており、メキシコ湾岸で培われた技術は[[石油メジャー]]の優位性をさらに高めてゆくものと考えられている。
 
== 個別の権益を保有する主な日本企業 ==
*[[伊藤忠商事]]: 20:20近くもの鉱区の権益を保有。
*[[三菱商事]]: [[1999年]]から参入するも2006年までに9鉱区の権益を確保するなど事業を活発化。一部で[[JXエネルギー]]の子会社と共同で、権益を保有。
*[[双日]]: 海底部のほか、テキサス州の陸上部の油田の権益も保有。
*[[住友商事]]