「宇宙空母ギャラクティカ」の版間の差分

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m 【訂正】「Super! drama TV」→「スーパー!ドラマTV」'2007年のチャンネル名変更に則る
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パイロット版は3時間枠で放映され、途中ジミー・カーター大統領によるイラン問題への緊急放送で中断させられたにもかかわらず高視聴率だった。これをTV放映時よりも少し短く再編集した映画版も製作され、ビスタビジョン・サイズにトリミングしたうえで「センサラウンド音響」を付けて劇場公開された。映画版では、途中にバルターが処刑される場面が追加され、終盤のバルターのシーンが削除されている。これはCICビクター・ビデオ版で確認できる。映画版だけ観ると、バルターは死んでしまった事になるが、TVシリーズでは生き続けている。この結果、同じくTVシリーズのエピソードを再編集した映画版の第2作『サイロン・アタック』ではバルターは何の説明もなく復活しており、第1作にいなかった副官のルシファーも登場している。
 
日本では、パイロット版の映画版が1979年1月27日、[[ユニバーサル]]・[[CIC]]配給で劇場公開された後、1981年1月28日「[[水曜ロードショー (日本テレビ)|水曜ロードショー]]」でパイロット版・日本語題『宇宙空母ギャラクチカ 人類対悪の帝王サイロン!特撮大スターウォーズ』と続くシリーズが[[日本テレビ放送網|日本テレビ]]系で放映された。その際、映画版の日本語題『宇宙空母ギャラクティカ』では新聞のテレビ欄に1行で収まらないからという理由で、1字少ない日本語題に変更されている。上記の映画版でバルターが処刑された問題について、日本での放送では処刑のシーンをカットし、パイロット版の通りにラストのバルター登場シーンを復刻させた事でシリーズ放映への矛盾を解消している。
 
シリーズ各話は日本で再編集され、元は20話以上あった話が、パイロット版も含め10話しか放映されていない。音楽も差し替えられたため、日本語版制作スタッフの役職名には「選曲」が存在する。放映当時は「ネイティブ・アメリカンの襲撃を受けながら旅を続ける幌馬車隊」という西部劇をスタッフはイメージして制作されたと紹介されていた。岸川靖によれば日本テレビ放映版はより年少の視聴者にアピールすべく、毎回戦闘シーンが加えられた編集が行われていた。最終回、オリジナル版でギャラクティカが戦うのはセンチュリオンが指揮する単なる色違いのベーススターだが、日本テレビ放映版では日本語題のとおり、サイロン総統が乗ったベーススターに改変されている。またメインタイトルのロゴタイプなどもオリジナル放送版と差異が見られる。
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「宇宙空母ギャラクチカ サイロン・アタック」はペガサス登場編の2話と「サイロン帝国の逆襲」を中心に編集。
 
1983年12月21日[[愛川欽也]]が解説を担当していた頃の[[水曜ロードショー (日本テレビ)|水曜ロードショー]]で「特撮宇宙大戦争 宇宙空母ギャラクチカ サイロン・アタック」として放映された際、一部吹替キャストが変更された。変更された主なキャストは以下の通り。
 
*ケイン司令官(声:[[納谷悟郎]])