「創価学会/log20231224」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
740行目:
{{main|憲法20条を考える会|政教分離を貫く会|反創価学会キャンペーン|}}
[[自由民主党 (日本)|自民党]]とは自民党結党以降2代会長戸田城聖と自民党で総裁を務めた[[岸信介]]が友好関係にあり、岸の娘婿[[安倍晋太郎]]が岸の名代として大石寺の大講堂の完成式典に列席し祝辞を述べた。また創価学会が起こした[[言論出版妨害事件]]では公明党中央執行委員長・竹入義勝が自民党幹事長・田中角栄に事態の収拾を依頼、その後自民党[[田中派]][[竹下派]]と公明党創価学会は親密、親交を深めていき田中の愛弟子[[小沢一郎]]が1993年に自民党を離党すると公明党幹部の[[市川雄一]]が小沢に接触、後に「[[ワン・ワン・ライス]]」となぞらえられた連携を見せ公明党が非自民党政権[[細川連立政権]]に参加、創価学会も全面的に協力した。この動きを見た[[自由民主党 (日本)|自民党]]は、1993年(平成5年)に同党所属の有志議員が[[憲法20条を考える会]]を結成(会長は[[亀井静香]])、「公明党と創価学会の政教分離問題を追及する」を旗頭に創価学会・公明党・細川連立政権に攻勢をかけた。
 
1994年(平成6年)5月には公明党および創価学会に批判的な[[宗教団体]]や有識者からなる[[四月会]]の結成に同党所属の[[河野洋平]]が参加{{Refnest|group="注"|自民党以外に[[村山富市]]([[日本社会党|社会党]])・[[武村正義]]([[新党さきがけ]])らも参加している。}}、自民党は長年の宿敵であった[[社会党]]と手を組み、政権を奪取すると、同年10月、同党の[[川崎二郎]]が[[衆議院]][[予算委員会]]で[[日蓮正宗住職交通事故死事件]]を取り上げた<ref>{{cite web|url=http://kokkai.ndl.go.jp/SENTAKU/syugiin/131/0380/13110110380001a.html|title=第131回国会 予算委員会 第1号|accessdate=20161001}}</ref>。
 
1995年(平成7年)11月の衆議院宗教法人に関する特別委員会では同党所属の衆議院議員[[熊代昭彦]]が創価学会について「我々が内々にいろいろ聞いたところでは、不動産資産9兆円、流動資産1兆円というような堂々たるお力を持っておられるようなことでございますが……」と発言したほか、[[穂積良行]]が[[朝木明代市議転落死事件]]と創価学会の関係について質問した<ref>[http://kokkai.ndl.go.jp/SENTAKU/syugiin/134/0190/13411070190005a.html 衆議院会議録情報 第134回国会 宗教法人に関する特別委員会 第5号]</ref>。
[[自由民主党 (日本)|自民党]]は[[1996年]](平成8年)<ref>創価学会党化した自民党6 『FORUM21』123号(2007年4月1日)</ref>。
 
1996年(平成8年)には党の運動方針に「いま、わが国の政治にとって最も憂うべきは、宗教団体・創価学会が新進党という政党の皮をかぶって国民を欺き、政治の権力を握ろうと画策していること」というスローガンが存在したがこれは前年に行われた参議院選挙で自民党が新進党に敗北したことから来る衆議院選挙で勝利し政権維持を目的としたものである。同年週刊誌に掲載された「池田大作レイプ事件」の内容を党の機関紙『自由新報』へ引用、内藤国夫、俵孝太郎が「シリーズ新進党=創価学会ウオッチング」と題し「池田大作と金の問題」や「池田大作レイプ問題」を数回掲載した一方、衆議院選挙で勝利し政権維持を目的を達成した後は自由民主党竹下派を中心に公明党との連立を模索する動き出ていた。1998年(平成10年)4月、[[自由民主党総裁|自民党総裁]]で[[内閣総理大臣|首相]]の[[橋本龍太郎]]が(創価学会の抗議に応じて)『自由新報』の「池田大作レイプ問題」について事実ではなかったと謝罪した。自由新報は現在廃刊されている。これら一連の動きは自民党による[[反創価学会キャンペーン]]として大々的に行われた。
 
島田裕巳は、公明党は自民党と連立与党を組んでから政策面で必ずしも独自性を打ち出すことができず、結局、自民党の政策を追認しているだけに終わっていることが少なくなく、特に安全保障政策で公明党が党是とする平和主義の貫徹が妨げられていることから、創価学会内部で公明党に対する批判が潜在化しているとしている{{sfn|島田裕巳|2004|pp=182}}。