「水蒸気爆発」の版間の差分

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; 火山
: [[日本]]での有名な水蒸気爆発は、[[1888年]]の[[磐梯山|会津磐梯山]]の噴火や[[1973年]]の[[西之島|西之島新島]]の噴火である。前者では、磐梯山の山体内部で水蒸気爆発が発生し、[[山体崩壊]]とともに[[岩屑なだれ]]が発生し、477人の死者を出すとともに、[[長瀬川 (福島県)|長瀬川]]とその支流がせき止められ、[[桧原湖]]、[[小野川湖]]、[[秋元湖]]、[[五色沼 (北塩原村)|五色沼]]をはじめ、大小さまざまな[[湖沼]]が形成された。後者では[[海底火山]]が成長し[[水圧]]の影響が少ない海面近い位置に至ることで、高温のマグマと海水が反応することで膨大な水蒸気が発生し水蒸気爆発を引き起こした。大量の水蒸気を含んだ噴煙はその形から「鶏の尾羽」に例えられる。
{{seealso|1888年の磐梯山噴火}}
; [[原子炉]]の[[炉心溶融]]
: 多くの原子炉で[[燃料被覆管]]に用いられている[[ジルカロイ|ジルコニウム合金]]は1,400℃で[[溶融]]を始め、その溶融体が冷却水中に落下すると水蒸気爆発をおこす。