「ゴジラvsビオランテ」の版間の差分

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平成ゴジラシリーズの原点となる『[[ゴジラ (1984年の映画)|ゴジラ]]』(1984年)の直接の続編。平成VSゴジラシリーズの第1弾でもある。
 
当初の仮題は『ゴジラ2』。原案を一般公募で募集した結果、『[[帰ってきたウルトラマン]]』の第34話「許されざるいのち」の原案者である[[小林晋一郎]]の作品が採用された<ref name="東宝特撮映画大全集">{{Harvnb|東宝特撮映画大全集|2012|pp = 220 - 223}}</ref>。[[バイオテクノロジー]]をテーマにしている点や、[[帰ってきたウルトラマンの登場怪獣#合性怪獣 レオゴン|レオゴン]]と同様に植物と動物の融合怪獣・ビオランテの登場、出現場所も[[芦ノ湖]]であるなど、「許されざるいのち」と本作には共通する要素も多い。なお、公募されたストーリーの候補のもう一つは、ゴジラと巨大コンピュータと戦い、コンピュータが戦車もどきのメカになるという案があったが、先行公開されていた『[[ガンヘッド]]』が興行的に不振だったことから却下されている<ref>冠木新市『ゴジラ・デイズ』[[集英社文庫]]、1998年、p371。</ref>
 
原案公募だけでなく、[[特撮監督|特技監督]]に[[川北紘一]]、脚本と監督には『[[ヒポクラテスたち]]』などの[[大森一樹]]、音楽に「[[ドラゴンクエストシリーズ]]」などの[[すぎやまこういち]]を起用するという、それまでの怪獣映画にない新たな息吹を取り入れようとした意欲作でもある<ref name="東宝特撮映画大全集" /><ref group="注">全体を通して絵コンテは川北が最初に書き上げ、それに沿って創られた映画だったという。</ref>。また、劇中で[[伊福部昭]]の楽曲が久々に使用されている(アルバム『OSTINATO<ref group="注">伊福部が作曲した特撮映画音楽をオリジナル・スコアを使用し、ステレオ録音したもの。1986年に『東宝特撮未使用フィルム大全集』のサウンドトラックとして初版された。</ref>』より「ゴジラ・タイトル」、「ゴジラ対特車隊」、「怪獣大戦争マーチ」の3曲を流用<ref>{{Cite web |url = http://www.thm-store.jp/cnts/st01.html |title = サウンドトラック>ゴジラ |publisher = 東宝ミュージック |accessdate = 2015-09-18 }} ゴジラ・サウンドトラック・パーフェクトコレクション BOX4, BOX5</ref>)。