「里見成義」の版間の差分

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| 特記事項 = 上記記述は系譜による。史料的には架空説が有力である。
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'''里見 成義'''(さとみ しげよし)は、[[室町時代]]後期の[[武将]]。[[里見氏|安房里見氏]]2代目当主とされる人物。名前は'''義成'''(よししげ)とも記される。後世に編纂された系譜や軍記物にその名が見られるが、史料上で実在したという裏づけが取れないため、系譜に付け加えられた架空の人物とする説が主流となっている。しかし生物学的な年代分析から見ての蓋然性からすると、むしろ里見成義の存在を架空とすること自体が里見氏の系譜関係を著しく不自然にする事情<ref>その一方で、成義の孫にあたる[[里見義豊|義豊]]の生年を従来の通説より17年早い[[明応]]6年([[1497年]])とする新説(千野原靖方『戦国房総人名辞典』(崙書房 ISBN 978-4-8455-1153-2 )「里見義豊」項目)が出されており、この説を採用すると系譜上は義成の子・義豊の父と位置づけられている義通の生年が繰り上がる可能性が浮上する。</ref>などから、この成義の実在が支持する説もある。
 
== 系譜上の里見成義 ==