「遠隔測定法」の版間の差分
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を設置する。伝送方法としては、対象が移動する場合には[[無線通信]]が主要な通信手段で、場合によって[[光通信]]技術も使用される。対象が固定されている場合にも無線伝送が使用されるほか、電線や[[光ファイバ]]による有線通信も低コストあるいは伝送帯域が広いことから用いられる。伝送されるデータは、今日ではほぼ[[デジタル|デジタルデータ]]であり、伝送中の劣化や喪失に備えている。
テレメトリ/テレメータと併用して、手元から遠方の機器を操作するための手法を[[遠隔制御]]あるいは[[遠隔操作]]([[リモコン]]、[[テレコマンド]])という。[[宇宙開発]]分野では人工衛星・宇宙船の位置把握を含めた管制機能をテレメトリ・トラッキング・コマンド(TT&C)という。
遠隔測定技術を用いてデータを取得することは[[リモートセンシング]]の重要な技術要素である。
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===宇宙開発===
飛行中の[[ロケット]]や[[人工衛星の軌道|軌道]]上の[[人工衛星]]・[[宇宙船|無人宇宙船]]などは、近くで測定することができないためテレメトリ技術が早くから発達した。
*ロケットの打上時には搭載した様々なセンサにより、飛行中のロケットの3軸[[加速度]]、各部の温度、各機能の動作状態、切り離しなどを観測する画像などを取得して地上の管制局に伝送する。計画通りの飛行ができたことを確認するとともに、機器の改良や
*[[人工衛星]]も内部の温度、[[トランスポンダ|通信機器]]の出力や動作状態、[[太陽電池]]の発電容量、[[蓄電池]]の電圧や充放電電流、姿勢制御系の動作状態、燃料の残量など多くの情報を地上から取得できるように設計される。
===原子力===
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