「はてしない物語」の版間の差分

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==概要 ==
前後半に分かれる2部構成。前半では主人公の少年・バスチアン(Bastian)がひょんなことから手にした本『はてしない物語』に描かれた世界「ファンタージエン」の崩壊を救い、後半ではバスチアン自身が「ファンタージエン」の世界に入り込み、そこでの旅を通じて本当の自分を探す。物語の本筋から反れた際に「'''これは別の物語、いつかまた、別のときにはなすことにしよう'''」という言葉で、本筋に戻ることが特徴。また、主に前半部分においては、バスチアンのいる現実世界ともう一人の主人公アトレーユが旅をする本の世界(ファンタージエン)の2つの世界を並行して描いており、現実世界でのストーリーは赤茶色の文字、ファンタージエンでのストーリーは緑色の文字で印刷されている([[#エピソード|詳細]]後述)。
 
== あらすじ ==
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こうして自ら再建した新たな「ファンタージエン」の世界に入り込んだバスチアンは、その後アトレーユやフッフールと友達になったり、「ファンタージエン」の住人や場所に名を与え物語を作ったりと「ファンタージエン」の世界を楽しんでいた。また、コンプレックスの塊であった自分をも「アウリン」の力を使い容姿端麗で強く立派な勇者のような姿に変えていった。しかし、バスチアンは「アウリン」の力を使う内、次第に現実世界の記憶を失っていってしまうのであった。
 
そして、幼ごころの君に再びたいという気持ちが芽生えたバスチアンは、女王の居住地であるエルフェバイン塔に行くがそこには幼ごころの君はいなかった。女魔術師・'''サイーデ'''に唆されたバスチアンはファンタジーエンの新しい帝王になることを決意する。我を失い権力まで欲するようになったバスチアンを諭すアトレーユとフッフールであったが、バスチアンは彼らを裏切り者と見なし対立、遂には「ファンタージエン」から追放してしまう。
 
そして、バスチアンは帝王を宣言するが、アトレーユはその就任式でバスチアンを侵攻。