「十進法」の版間の差分

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十進記数法は単に「十進法」と呼ばれることもあるが、これを「10 進法」と書くのは混乱を招く。同じく、[[十二進法]]を「12進法」と書いたり、[[六十進法]]を「60進法」と書くのも混乱を招く。これは、10 が十を意味するのは十進記数法だからであり、例えば[[二進法|二進記数法]]ならば 10 は[[2|二]]を意味する(10は二進法でイチゼロと読む)し、[[十二進法|十二進記数法]]ならば 12 は[[14|十四]]になってしまう。同じく、60 が六十を意味するのも十進記数法だからであり、十二進記数法だと 60 は[[72|七十二]]になり、[[二十進法|二十進記数法]]だと 60 は[[120|百二十]]になってしまう。
 
[[漢数字]]にはそのような曖昧さはない。[[英語]]でも同様に base-10 より decimal 、base-60 より sexagesimal が好まれる。しかし、base-'''ten''' や base-'''sixty''' と表記することは、「'''10'''進法」や「'''60'''進法」と表記することよりは混乱は避けられるだろう。