「超高層マンション」の版間の差分

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→‎超高層マンションを舞台にした作品: ハイ・ライズ (小説)』(1975年) - J・G・バラードの小説、『ハイ・ライズ (映画)』(2015年) - バラードの小説の映画化、『砂の塔〜知りすぎた隣人』(2016年) - TBSテレビドラマ。主演 菅野美穂
名香野 (会話 | 投稿記録)
高齢化の問題など
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現在日本で最高層の超高層マンションは、[[大阪市]][[中央区 (大阪市)|中央区]]の「[[The Kitahama]]」(54階建、高さ209m)である。計画中のもので最高層のものは東京都港区の「虎ノ門・麻布台地区 B-1街区」(63階建、高さ270m)で2022年度に完成予定となっている。
 
タワーマンションは、デベロッパーによる子育て層を対象にした営業活動もあり、入居者はファミリー層が多い<ref name="坂本"/>。大型タワーマンションの場合、1棟あたり1,000戸以上あり、一つの町とも言えるものであり、大規模マンション、タワーマンションが丁目を占めている地域もある<ref name="坂本"/>。周辺に生活に必要な様々な店が開業してコンパクトシティを形成しているが、初期のタワーマンションでは住人の高齢化に伴い、すでに保育所などの数は少ない傾向がある<ref name="坂本"/>。
 
=== 現在の超高層マンション ===
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=== 管理組合運営の難しさ ===
超高層マンションは、規模が大きく区分所有者の人数も多くなる。さらに、超高層マンションの購入者が重視するポイントに眺望が挙げられ、低層階と高層階との価格格差が大きくなることが一般的であり(数倍となることも見られる)<ref group="†">[[専有部分#階層別、位置別効用比]]も参照せよ。</ref>、それによる区分所有者間の所得・資産格差の大きさが、[[管理組合]]運営へ影響しやすい<ref name="jiten"/>。
 
 
===健康面===
環境が人体に与える影響を研究する東海大学医学部の逢坂文夫は、高層階に住むと女性の流産率が高まり、子供が低体温やアレルギー疾患になりやすいと述べている<ref>[http://news.livedoor.com/article/detail/10795644/ タワーマンションの高層階に住むと健康に悪影響か 専門家が指摘 2015年11月5日 16時0分 週刊女性PRIME]</ref><ref>[http://www.mynewsjapan.com/reports/1348 マスコミが報道できない「高層階病」の実態 6階以上&33歳以上で44%流産 02:28 12/14 2010三好基晴 マイニュースジャパン]</ref>。
 
===高齢化===
[[団地]]と超高層マンションは、完成年と形状(建築物の構造)こそ異なるが、多数の住民が短期間に増える点は共通しており、同じ問題を抱えている。2016年時点で、既に初期の超高層マンションでは、かつての団地と同じく居住者の高齢化が始まっている。都市の人気エリアであっても、急激な高齢化によって、医療や介護の施設は足りるのかといった、山村と同じ問題に直面するという意見もある。<ref name="坂本">坂本憲昭 「[https://ci.nii.ac.jp/naid/120005850401 東京都江東区タワーマンション地域の高齢化について]」 経済志林 84(1・2), 37-63, 2016-09, 法政大学経済学部学会</ref>
 
== 超高層マンションを舞台にした作品 ==