「ギャングエイジ」の版間の差分

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{{出典の明記|date=2014年3月1日}}
'''ギャングエイジ(gang age)'''とは、[[児童の発達]]に現れる特徴の一つである。児童が教師や保護者より友達を大切にし始める時期のことである。継続的な友人関係を作れるようになるのを背景に、教師から集団の形で自立し、仲間だけで行動する。いわゆる「群れ遊び」の時期であるが、都市化・通い・習い事により遊びの3間(時間・空間・仲間)が失われ、ギャンエイジが喪失している。※スポーツ少年は逞しく見えるが、実態は大人の指示で動いている。そのため発達課題を乗り越えられず、思春期以降に躓く子供が増えている。今では高学年でヒマな子は問題児が多く、「朱に交われば赤くなる」を避けるため遊ばせるのを嫌がる親もいる。
 
「[[ギャング]]」とは、チームやユニット、仲間を意味する語句である<ref>[http://www.jsanet.or.jp/seminar/text/seminar_069.html 日本船主協会:海運資料室:海運雑学ゼミナール 69 「ギャング」の意味は海と陸とでこんなにちがう]</ref>。古来、出発(to go)や旅行(journey)を示す言葉であり、そこから港湾労働者のチームを示す言葉となった<ref>http://en.wikipedia.org/wiki/Gang</ref>。日本でも心理学以外ではこの意味で使用されている。例えば、自動車輸送船への自動車を積み込みを専門に行う作業において、そのドライバーや作業員はギャングという単位で呼ばれている<ref>[http://www.jasnaoe.or.jp/mecc/fushigi/report/report021.html 日本船舶海洋工学会 海洋教育推進委員会 - 海の不思議箱港で働く/「ギャング」たち]</ref>。したがって、ギャングエイジ(gang age)を直訳・意訳すれば、「仲間時代」あるいは「大人からの旅立ち時代」となる。かつては「徒党時代」と訳されていたが、現在では一般に徒党という言葉自体が使われなくなっている。