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'''オステオパシー''' ('''Osteopathy''')と(Osteopathy)1874年に[[アメリカ合衆国|アメリカ]][[ミズーリ州]]の[[カークスビル]]在住の[[医師]][[アンドリュー・テーラー・スティル|アンドリュー・テイラー・スティル]] (Andrew Taylor Still)によって創始された。日本には、大正期には[[カイロプラクティック]](脊椎指圧療法)、[[スポンディロセラピー]](脊椎反射療法)<ref>脊椎の棘突起やその両側の皮膚 ・筋肉に叩打、押圧、振動法、温熱 ・冷却などの刺激をおこない脊髄反射中枢に刺激を与え治癒をうながす療法。現在では衰退しているが、[[指圧]]や[[整体]]、身体均整法の源流のひとつといわれる。“あんま・マッサージ・指圧師” の国家資格を取得するための教科書にも、指圧に影響を与えたものとしてオステオパシー、カイロプラクティックと共に名前を挙げられている。(指田太志)</ref>と同様にアメリカから導入され、[[指圧]]や[[整体]]など日本の[[手技療法]]に大きな影響を与え、共に「[[療術]]」と呼ばれていた。(このうちスポンディロセラピーは現在では衰退している。)
 
オステオパシーは[[ギリシア語]]のOsteon([[骨]])とPathos([[病理]]、[[治療]])の2つを[[語源]]とし、日本では整骨療法と呼ばれていたこともあるが(大正期には「整体術」「整体」とも訳されたようである<ref name="今西"/>)、骨のみを調整する[[手技]]とは異なり、[[骨格]]などの[[運動器系]]、[[動脈]]・[[静脈]]や[[リンパ]]などの[[循環器系]]、[[脳脊髄液]]の循環を含む[[脳神経系]]など、[[解剖学]]的あるいは[[生理学]]的な広範囲の[[医学]]知識の元に、手を使って治療を加える。現在ではオステオパシーとそのままで呼ぶ。しかし、単なる療法ではなく、オステオパシーとは、そのままでひとつの哲学であり、1. 身体全体をひとつのユニットとして考える、2. 身体の機能と構造は一体のものであると考える、3. [[自然治癒力]]を鼓舞することを主眼とするなど、独特の医学体系を持つ。