「救命ボート」の版間の差分

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[[船舶]]に搭載するものでは、古くは[[カッターボート]]が用いられてきたが、素材の改良に伴い[[ゴムボート]]も普及している。[[旅客機]]などの[[航空機]]では、洋上への不時着に備えてコンパクトに収納された、自動的に膨らむゴムボートが標準的に積まれている。
 
[[軍艦]]や一部の[[商船]]では銅板で作った浮体をぴったり並べて楕円形を作り、[[キャンバス]]で包んで床を張った[[救命いかだ]]([[救命いかだ#カーリーフロート|カーリーフロート]])も盛んに用いられた。大型船舶に常備されるほか、水辺の監視所や水防倉庫・[[防災倉庫]]などにも配置される。水防倉庫や防災倉庫などに収納されているものの中には、アルミなどによる折り畳み式のものもみられる。北方洋で操業する漁船に積まれているものなどでは、大波に晒された悪天候下でも転覆しないよう[[繊維強化プラスチック|FRP樹脂]]製の密閉カプセル型のものもあり、被災者の生存率を高めるための様々な工夫が凝らされている。
 
船舶や航空機に積まれている脱出用の救命ボートや救命いかだの場合は、脱出後の漂流([[サバイバル]])に備えて様々な物が備え付けられている。(これらは船舶救命設備規則「第十四条第三項」の一覧にて定められている。)